当事者の考えを想像することができる

 キャッチコピーにある通り、この作品は解離性同一性障害という病気についての話を当事者目線で語ってくれています。

 病名は知っている、なんとなく症状も知っている。

 そんな方は多いと思います。しかし、当事者の視点で考えることはなかなかできないのではないでしょうか。

 このエッセイは当事者の目線で語られています。
 作品を読み、当事者の視点に触れることで、この病気に対する認識が変わる方は多いのではないでしょうか。私もそんな一人です。

 日頃、当事者の考えを知ることはあまりできません。
 このエッセイを通じて当事者の視点を意識し、この病気について考えることは、とても意義のあることだと感じました。

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