チクショォ!こんな時間にラーメンの話しやがって!(毎回美味しそうです)
- ★★★ Excellent!!!
カクヨム1と言っても良いんじゃないかってくらいにラーメンが大好きな、そして食べまくっている作者様による、ラーメンラブコメです。ラブコメですよね?!
もうほんとね、勘弁してくださいよ。
毎回毎回ラーメンの話しやがって。
ラーメン食いたくなるだろうがチクショウ。
そんでまたこのラーメンの描写がね、上手いんですよ。
伊達にラーメンいつも食べてないんですよ。
ラーメン食いたくなるっつーんだよドチクショウ。
ストーリーとしてはこうです。
かつて『ラオタ(ラーメンをこよなく愛する者)』な男性とお付き合いをしていた打木小麦ちゃんは、その彼とラーメンを食べに行き、それはそれは偉い目に合うのです。もうラーメンのことが一発で嫌いになる、ラーメンというか、ラーメン好きなやつもひっくるめて「滅ぶべし!」となるくらいのど偉い目に!(それは言い過ぎか)
ですが皆さん、よく考えてください。
ラーメンです。
老いも若きも大好きなラーメンです。
カレーが嫌いな人間はいてもラーメンを嫌いな人間なんていないんじゃない?ってくらいに大人気のラーメンです(果たしてそうかな)。
小麦ちゃんがラーメンを嫌いでも、ラーメンの方が黙ってないのです。違うな、黙ってないのは周りの人か。ラーメンは黙ってます。すみませんでした。
とにもかくにも周囲の勧めでラーメン食おうぜ!となるわけですけど、そこで「よっしゃ!いっちょ食ってみっか!」とはなりません。なんやかんやあるのです。なんやかんやあって、年間400杯のラーメンを食すイケメン・泉君の影響もあり、小麦ちゃんは立派なラオタとしての道を歩み始めるのです。
いまちょうど歩み始めたところで、なんかもういっきなり4日で12杯イケる猛者に成長しています!成長著しい!私は小麦ちゃんの身体が心配だよ……!
ちょっと私のラーメン愛が間違った方向に暴走し始めたのでこの辺にしておきますが、ほんと毎回毎回「チクショウ、またこんな時間に読んじまった!」って後悔するくらい美味しそうなラーメンが出て来ますので、皆さんも「クソッ、この時間に食べるのはさすがにギルティ……!」と地団太を踏みながら読んでいただきたいと思います。