大文字伝子の休日17改
クライングフリーマン
独立機関EITO
======== この物語はあくまでもフィクションです =========
============== 主な登場人物 ================
大文字伝子・・・主人公。翻訳家。
大文字(高遠)学・・・伝子の、大学翻訳部の3年後輩。伝子の婿養子。小説家。
依田俊介・・・伝子の大学の翻訳部の後輩。高遠学と同学年。あだ名は「ヨーダ」。名付けたのは伝子。
物部一朗太・・・伝子の大学の翻訳部の副部長。故人となった蘇我義経の親友。蘇我と結婚した逢坂栞も翻訳部同学年だった。
南原龍之介・・・伝子の高校のコーラス部の後輩。高校の国語教師。
南原蘭・・・南原の妹。
服部源一郎・・・南原と同様、伝子の高校のコーラス部後輩。
山城順・・・伝子の中学の書道部の後輩。愛宕と同窓生。
愛宕寛治・・・伝子の中学の書道部の後輩。丸髷警察署の生活安全課刑事。
愛宕(白藤)みちる・・・愛宕の妻。結婚後退職していたが、現役復帰して旧姓の白藤を名乗っている。
福本英二・・・伝子の大学の翻訳部の後輩。高遠学と同学年。大学は中退して演劇の道に進む。
福本(鈴木)祥子・・・福本が「かつていた」劇団の仲間。後に福本と結婚する。
久保田(渡辺)あつこ警視・・・みちるの警察学校の同期。警部から警視に昇格。久保田刑事(久保田警部補)と結婚。
逢坂栞・・・伝子の大学の翻訳部の同輩。物部とも同輩。美作あゆみ(みまさかあゆみ)というペンネームで童話を書いている。
橘なぎさ一佐・・・陸自隊員。叔父は副総監と小学校同級生。
斉藤長一朗理事官・・・EITOをまとめる指揮官。
馬越友理奈二曹・・・空自からのEITO出向。
大町恵津子一曹・・・陸自からのEITO出向。
新町あかり巡査・・・みちるの後輩。警視庁からのEITO出向。
結城たまき警部・・・警視庁捜査一課の刑事。警視庁からのEITO出向。
早乙女愛巡査部長・・・元白バイ隊隊長。警視庁からのEITO出向。
一ノ瀬孝一佐・・・海自一佐。橘なぎさ一佐の婚約者。
枝山浩一事務官・・・EITOのプロファイリング担当。
井関五郎事務官・・・鑑識の井関の息子。EITOの爆発物処理担当。以前は、警視庁で鑑識をやっていた。
藤井康子・・・伝子のお隣さん。
青山たかし警部補・・・久保田警部補の後任。愛宕の相棒。
高峰くるみ・・・みちるの姉。
高峰圭二・・・くるみの夫。元警視庁刑事。
白藤署長・・・丸髷署署長。みちるの叔父。
副島はるか・・・伝子の小学校の書道部の先輩。彼女の父が書道部顧問。
==================================================
==EITOとは、Emergency Information Against Terrorism Organizationを指す==
午前9時。大文字邸。
EITO用のPCのある部屋で、伝子と高遠はモニターに向かっていた。
「アンバサダー。随分、大博打を打ちましたね。」と草薙が言うと、理事官が草薙の頭をコツンと小突いた。
「警視といつ打ち合わせしたんだね?」「オスプレイで移動中です。敵を信用するな。それだけです。私と犯人の会話をイヤリングから聞いたあつこは、すぐさま私と同じ行動を取りました。桃太郎の話は、那珂国人かどうかを確認する為です。確信を得た私たちは、犯人が教えた方と違う方の線を選択しました。確かに、博打ですね。桃太郎の話を知らない日本人がいてもおかしくないし、逆によく知っている那珂国人もいるかも知れない。また、必ず嘘をつくとは限らない。自爆テロリストのプライドに賭けたんです。」
「恐れ入るね。兎に角、以前の犯人の言うことが現実味を帯びた。それで、プロファイラーと爆発物処理班の経験のある者を、それぞれ1名、追加要員に迎えた。挨拶を。」と、理事官は二人をカメラの前に立たせた。
「河野事務官とタッグを組んで警察のデータベースと参照しながら、プロファイリングを担当する、枝山事務官です。よろしくお願いします。マトリや公安とも関係してくるかも知れないので、菅沼巡査部長とも連携します。」と、枝山は自己紹介した。
「井関五郎事務官です。父は、鑑識やっていますので、ご存じの方も多いと思います。今回の様に、急場で必要な爆発物処理はお任せ下さい。鑑識も少し知識があります。」と、井関は自己紹介した。
「枝山さん。全国交番あるいは駐在所勤務の中から容疑者を絞り込めますか?」と伝子が尋ねると、「さあ、何とも。入れ替わりの場合はデータから絞り込めませんが、在日または帰化した警察官のデータは絞り込めます。入れ替わりの場合は、預金の動きなど、違う側面からのアプローチが必要でしょうね。」と、枝山は応えた。
画面は消えた。「伝子さん、紅茶入れようか?」「コーヒーでいい。」
午前10時。久保田邸。トレーニング場。
久保田管理官が練習を覗きに来て、あつこに尋ねた。「どうだい。モノになりそうか?」「充分よ、叔父様。金森さんのように自在に操れるようになるのは時間がかかるかも知れないけれど、素質は充分よ。」
練習を中断して、金森もベタ褒めした。「管理官。私もそう思います。癖は直すと武器になります。」
「小休止でもしたらどうだね。もう3時間だぞ。」と、管理官は笑って言った。
「じゃあ、キュウケーイイ!!」と、あつこは大きい声で言った。
サロンで、執事が入れてくれた紅茶やコーヒーを飲んでいる時、あつこは管理官に尋ねた。「叔父様。味方がどんどん増えて嬉しいわ。安藤さんの方も田坂さんが成長を見込んでいるし。」
「ああ。これから益々闘いが複雑で大変になるだろうな。」と管理官が言うと、「私、おねえさまが、いつ倒れるか心配で。」とあつこは呟いた。
「ああ。そのために君たちがいるんだろ?しっかりフォローすることだ。」
午前11時。元伝子のマンション。
隣人の藤井を愛宕、みちる、青山警部補が訪ねていた。
「みちるちゃん、もう制服きついんじゃない?」「来週から本格的に産休です。」と愛宕が言った。
監視カメラの録画のカートリッジの交換を終えた青山警部補が、「もう出勤しなくていい、って署長も言っているんですけどねえ。」とぼやいた。
「みちるちゃん。丈夫な赤ちゃんを産むことも立派な任務なのよ。自重しなさいよ。はい、お土産。」と、藤井は愛宕と青山警部補に包みを渡した。
「久しぶりに、おはぎを作ったの。皆様、お勤めご苦労様です。」と、藤井はおどけて敬礼をした。思わず3人も敬礼を返した。
午前11時半。青山警部補のパトカー車中。
「青山さん、スーパーに寄って下さらない?」「お前、タクシーじゃないんだぞ。」愛宕はみちるを叱った。
「お姉さんのスーパーにデリバリー頼むのよ。おねえさまが亡くなったことになっているから、お得意減ったから、困っている筈。この後、もう家に帰って外に出ないから、買い物はデリバリーに頼むの。あなたも制服のまま買い物し辛いって言ってたじゃないの。」
「了解。高峰さんのスーパーに行ってから、愛宕邸に向かいます。よろしいでしょうか、白藤警部補。」「よろしくお願いします。」と、みちるは舌を出した。
みちるの姉高峰くるみが働くスーパー。到着して、青山警部補が困惑した。
「最近改名して、『スーパー回転』になったの。」と、みちるが説明した。
裏口に顔を出し、店長を呼び出して貰った。
「大文字さんが亡くなったと聞いてショックでしてねえ、私も。ご贔屓にして頂いていたので。四十九日法要とかのご用命は?ご存じないですか、愛宕さん。」
「さあ。大文字家の方針でやるんじゃないですか。」と愛宕は素っ気なく応えた。
「その代わり、と言ってはなんですけど、これから当家にデリバリーをお願いしたいんですけど。見ての通り・・・ね?」と、みちるがウインクした。
「願ってもないことだわ。ねえ、店長。」と、横からくるみが顔を出した。
「今日から産休に入るそうですよ。」と、青山警部補がフォローした。
「じゃ、これを。」と、みちるは店長に紙片を渡した。「どうぞ、ご贔屓に。」と、店長は頭を下げた。
「どっちが産まれるの?」と、くるみに店長が尋ねている声が、愛宕達の背後で聞こえた。くるみは、首を傾げていた。
パトカーに向かう途中、「みちるちゃん、どっちが産まれるの?」と尋ねてくる警備員がいた。くるみの夫で、元刑事の高峰だった。
「産まれるまでのお楽しみ。」と、みちるは笑った。
青山警部補が、先日の事件をざっと、話した。「不審な交番巡査、ですか。例えば、サラ金とか反社に出入りしている者がいたら、不審者ですよね。」「心当たりが?」「いや、今のところありません。」
二人の会話に、みちるが「お義兄さん、変な捜査根性出さないでくださいよ。」と睨んだので、「分かってるさ。もう、くるみや舞子を泣かせたりはしない。仲間にも声をかけておきますよ、青山さん。」「よろしくお願いします。」
「大丈夫かなあ。」と、愛宕が言いながらパトカーに乗ると、「大丈夫さ、愛宕君。白藤のバックには、怖いおねえさまがついているんでしょ。」と、青山警部補が笑った。
「そ。なんかあったら、お仕置き部屋行きよ、って言いたいとこだけど、あれは女子限定だって。」「そうなの?初耳だ。じゃ、男子は?」「グーパンチ。」「やっぱり怖いな、先輩は。」
3人は大爆笑し、あっという間に愛宕邸に着いた。
玄関に待っていたのは、署長だった。「白藤・・・いや、みちる。どこほっつき歩いていた?今日から産休だろ?」
「藤井さんに挨拶に行っただけですぅ。捜査協力して貰っているし。」「署長。カートリッジ取り替えに行って来ました。そのツイデに挨拶をしたいと言うので。」「そうか。ご苦労。」
青山警部補と愛宕は、みちるを降ろすと、さっさと発車した。
愛宕邸。仏間。
「立派な赤ちゃん産んで、親に報告するんだぞ、みちる。」「分かってるって。この際聞くけど、なんでこんな広い家を用意したの?」「言って無かったか?叔父さんの友達に譲って貰ったんだ。アメリカに移住した友達に。子供どんどん産んで行けば、やがて狭くなるさ。」「ふうん。」
みちるは、いつの間にか、署長の膝に乗っていた。「今度、この膝に乗るのは、私の子供だね。」「そうだな。お前は、よくこの膝の上で、私の話を飽きもせず聞いていたな。」
午後2時。大文字邸。リビングルーム。
「亭主。ココアを頼む。」と、副島がリビングで言った。
「はいはい。」と、高遠が台所に立った。
「大文字。兼子先生を覚えているか?」「お父様のお弟子さんの?よく、先生の代理をされた?」「そうだ。先日帰国されてな。私がいない場合の、書道教室の指導をお願いした。」「いない場合?」「私もエマージェンシーガールズだからな。戦力補強しても。敵はどんな手段で活動するか分からないからな。」
「ありがとうございます。」と、伝子はひれ伏した。「いちいちひれ伏すな。私が横柄な人間みたいじゃないか。『ありがとうございます。』だけでいい。」
「それは心強いですね、伝子さん、伝子。」
物部と栞が入って来た。「こんにちはー。伝子、チャイム鳴った?聞こえない位遠いんだから、ここは。」と、栞がぼやいた。「あ。こんにちは。」と、栞は副島に挨拶し、送れて物部も「こんにちは。」と挨拶した。
「逢坂先輩。今度はランプが点くんですよ、ほら、青いランプ。やっぱりチャイムも戻しておきますか。」と、高遠はリビングルームのクリーム色の受話器を取った。
「あ。高遠です。やっぱり通常入り口のチャイム、復活して下さい。但し、正面入り口の音と紛らわしいから、音色変えて下さいね。」と言って、受話器を置いた。
物部は、「誰と話しているんだ、高遠。」と尋ねた。「工事部の人。裏山に通じる通路から枝分かれしたエリアは、EITOの支部だから。」
「へえ。何でもありだな。」と物部は感心をした。
「物部君。いや、マスター。ここのココアは君の所から分けて貰っているとか?」「ええ。店では置いてないですけど、ルートはあるので。」「料金は払うので、分けて貰えないだろうか?」「喜んで。配達しますか?」「いや、ここに預けておいてくれればいい。幾らだ?」
財布を出そうとする副島に、「いやいや、後払いで結構です。翌月払いで。」と、物部は慌てて応えた。
その時、EITO用のPCのある部屋からアラームが鳴った。皆、移動をした。
「諸君。いい報せと悪い報せがある。どっちを先にする?」と理事官が言った。
皆、一様に「いい報せ。」と答えた。
「交番巡査の件だが、消去法で、日本国籍で日本民族とはっきり分かる出自で、奉職10年未満の男性警察官を除いた男性警察官をピックアップすると、約200名に絞れた。差別する訳ではないが、所謂本人または親族が在日那珂国人は除外対象外だ。」
「200人ですか。」「不服かね。今、経済状況を色んなデータを参照して、絞り込んでいる。で、悪い報せだ。目白区の交番の巡査が、ある家族を襲い、拳銃で射殺、自らも拳銃自殺した。遺書が見つかり、借金につけこまれて、那珂国人の指示で、犯行を行った。射殺した対象は『一番親しい家族』と義務づけられている、と書いてある。」
「先を越されましたな。」と、副島が発言した。
「しかし、同時に、サウナの事件同様、借金がキーの一つであることが判明した訳ですね。」と、高遠が発言した。
「目下のところ、以上だ。諸君も絞り込み条件を思いついたら、教えてくれ。」
午後4時半。依田、福本、祥子、慶子が交通安全教室等を終えて、やって来た。入れ替わりに副島は帰って行った。
「絞り込み条件ねえ。思いつくか、ヨーダ。」と福本に尋ねられた依田は、「俺に振るなよ。」と、ふくれっ面をした。
「まあまあ。皆で考えようよ。」と、高遠が取りなした。「今夜は、交通安全教室や高齢者詐欺対策教室の打ち上げだし。」
「私は、参加出来なくなったようだ。」と、伝子は突然言った。
「どうしたの、伝子。」栞が尋ねると、「総理のSP隊の隊長からメールが来た。総理直々のご指名だ。6時からの記者会見だ。念のため、EITOから数名連れて行く。」と伝子は言うが早いか、走り出した。
「相変わらず、先輩は休む暇なしだ。」と依田が呟くと、皆は頷いた。
午後5時半。総理官邸。控え室。「これで安心して会見に臨めるわ。お願いね、大文字さん。EITOの皆さん。」と、総理は言った。
午後6時。記者会見会場。
早速、記者の一人が手を挙げた。「総理、EITOは内閣の出先機関ですか?」「いいえ。以前、斎藤理事官から説明があった通り、独立機関であり、お金も税金から出ていませんよ。詳しくは、EITOに直接お尋ねになったら?」
「でも、テレビは国営になったのでしょう?」総理は顎を心持ち引いた。
その記者は、退場ではなく、別室へと連れ去られた。ざわざわと騒がしくなったので、総理は「別室で待機して頂き、後で詳しくお話を聞くことにします。既にお知らせした通り、明日首脳会談のため渡航するので、あまり時間が裂けません。次の方。」
2番目の記者は、「交番の警察官が監視されている、というのは本当ですか?」と尋ねた。
「つまり、自分があなたはスパイであると吐露したのですね?」と、総理が言うと、総理にいきなり近づき、自分の腹を見せた。
「その通りさ。だから・・・。」男はそれ以上言えなくなった。
男の持ったナイフは、総理の後方から跳んできたブーメランで跳ね飛ばされたのだ。
そして、エマージェンシーガールズの恰好をした女性たち二人に抑えられ、前方に回ったエマージェンシーガールズの一人に簡単に男の腹のダイナマイトは解体された。三人のエマージェンシーガールズは、爆弾を持っていずこかへと消えた。
男は、総理に掴みかかろうとしたが、SPの一人が一本背負いをかけた。そして、男を抱え上げると、記者会見場の総理が入ってきた入口に消えた。
総理は、それを見送ると、拍手を始めた。記者たちは訳が分からず茫然としている。
「今の光景は、模擬練習です。皆さん。車が故障した時、JAFを呼ぶでしょう?EITOは、政府と協力関係にありますが、出先機関ではありません。ただ、民間が呼んで出動する訳ではありません。詳しくは、EITOに尋ねてください。先日の放送局ジャックは、政府が急遽出動を願い出た結果、速やかに解決してくれたのです。政府からはお金は出しませんが、情報は提供します。何故か?テロリズムは断じて許すべきではありません。EITOは対テロのスペシャリスト集団です。防衛費すらまともにねん出して来なかった情けない政府です。彼らにエールを送って何が悪いのですか?マスコミの皆さん、いい加減目を覚まして下さい。渋谷の事件の悲惨さを忘れないでください。もう、捏造で正義ごっこは止めて欲しい。電波オークションを血行したのは、マスコミの皆さんに、本来のジャーナリズムを取り戻して貰いたかったからです。亡くなった者にさえ、『死体蹴り』する人はスパイと同罪です。」
総理は、さっと退場した。
控室。総理は肩で息をしながら、「スパイが二人もいたとはね。ダイナマイト男は巡査なの?」となぎさに尋ねた。「残念ながら。速やかに連行しました。」と、なぎさは応えた。
「あなた、名前は?」「SP隊に配属された、河村と申します。元は警ら課にいました。大文字さんが合図を送ってくれなかったら、うまく投げれませんでした。体は大きいけれど、柔道は白帯のままでしたから。」と、河村は、はにかんで言った。
「いやあ、実力ですよ、彼女の。」と伝子はフォローした。
午後7時半。大文字邸。
DDメンバーは、リビングルームでテレビの記者会見を見ていた。
リビングルームには、服部、山城、松下、本田、南原、愛宕、青山も集まっていた。
蘭、祥子、慶子、文子、服部の婚約者コウ、森、栞、みちるが藤井の指揮で忙しく立ち回って、料理の盛り付けをしていた。
高遠が声を上げた。「伝子さんが、焼きそば残しておいてくれって。EITOのメンバーも向かっているってさ。」高遠はメールを読み上げたのだ。
「今夜は大宴会だな。良かったな、早期解決で、高遠。」と物部が言った。
「はい。」高遠は、外が見えない窓から、夜空を眺めていた。
―完―
大文字伝子の休日17改 クライングフリーマン @dansan01
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
今年になって学んだこと新作/クライングフリーマン
★3 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
そこに私は居ません/クライングフリーマン
★3 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます