翌朝
翌朝、起きて、部屋にあった、中学の制服に着替えた。
部屋に、かかってあったのは女子の制服。
朝ごはんを食べて学校に行く。
わたしの中学と、妹の小学校は、近くにあるから、いつも、妹といっしょに学校に行ってる。
今日も、妹と手をつないで学校に行く。
でも、なんとなく、今日は、妹も、わたしといっしょに学校まで歩いてて、めっちゃ楽しそう。
まあ、今までも、わたしと歩いてても、めっちゃ楽しそうだったけど、今朝は、今まで以上に、めちゃめちゃ嬉しそうで、わたしの手をギュッと、にぎりしめて、腕をふって歩いている。
めっちゃいろいろ、しゃべってくる。
「バイバ~イ、お姉ちゃん」
優奈はわたしに手をふる。
「バイバイ~、ちゃんと勉強するんだよ~」
「わかってるよ~、お姉ちゃんもだよ~」
優奈は小学校に入って行った。
わたしも、すぐ近くの中学に向かった。教室に入ったら
「おはよ~、あやな~」
って、花奈ちゃんに言われたから、わたしも
「あ、おはよ~、はな~」
って返した。
「あれ~?あやな~!」
「なに~?はな~!」
「あやな、おっぱい、今日、大きくなってない?」
「あはは、成長期だから...」
「いいな~、あやなのおっぱい、おっきくて可愛くて...」
「見たのかいっ?!」
「転校して来た時から、あやなのおっぱい、えっちで可愛くて、いいな~って思ってたんだよ~」
「ほんと~?」
「うん、ほんと~!今日は、いつもより、いちだんと、えっちで可愛いさ~」
「え?ありがとう~」
「今日は、どんなブラ~?」
「え?ブラ?」
「うんっ、ブラ !」
「えっと...アディダスのスポーツブラみたいなやつかな」
「いいね~」
「そう?」
「うんっ...何色~?」
「え?ピンクっぽいやつかな...はなのブラは?どんなの?」
「わたしは、いつもの花柄だよ~」
「あ、そっか...いいね~」
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