言葉すら通じない戦士たちが重ねてきた、重く、激しくかがやく絆

重い橇をひく相棒を駆って険しいレースに挑むたびに、立ちはだかってきた四つ足の仇敵。
自分も、仇敵も年老いて、それでもまだ立ちながら、言葉で、姿で、種族すらことなる仇敵を励ましあう。
一人と一頭がその生涯を引きながら積み重ねてきた年月、それが鮮烈にかがやく物語です。

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