バットに憑いた天才打者の亡霊は崖っぷちプロ野球選手の救世主となるか!?

主人公、入夏水帆はプロ野球選手だが成績は振るわず立場が危うい。
そんなとき、入夏は知り合いからバットを渡される。
何とそのバットは喋るし、陽気な性格で冗談まで言う。的確なアドバイスまでくれる不思議なバットだった。
そのバットは自分のことを若くして亡くなった天才打者、勇名涼と名乗るが……

バットが喋るという設定から面白いです。
主人公の入夏とバット(勇名)の会話もコミカルで楽しく、どんどん読み進めることができます。
題材の野球を知らなくても分かりやすく楽しめる作品に仕上がっているのが凄い!

物語が進むと勇名以外にも物体に宿った野球選手が登場し、入夏も因縁の対決に巻き込まれていく熱い展開!
入夏とバットは名コンビになれるか、見守りたい作品です!