第5話 『花々の興亡』当日パンフレット、クレジットへの応援コメント
舞台の幕が開くところで作品が終わるところが最高にカッコ良かったです!
私も観たかったなぁ、花々の興亡。開演前のワクワクが胸にあります。
色々と不安は残ったままの開演ですけど、舞台をつくる皆さんがすごく一人一人エネルギーに満ちているので、きっと無事に千秋楽を迎えられるだろうという気持ちになりました。
ヒューマンドラマ→本番を迎えて無事成功!というお話も良いですが、こちらの作品はそういうのとは一味違っていて、こういうのも良いなぁ!と楽しませていただきました。
舞台が出来るまでの裏側と、そこで巻き起こる人間関係や怪異といった事件、そして不安と不穏とワクワクの残るラスト。
無事に本番を迎えられるのかな?という気持ちは、作中のキャラたちと共有できた気がしますし、変わっていく人間関係も自分も現場にいる人間かのような視点で見守っていた気がします。
鹿野さん、不田房さん、宍戸さんの関係性や鬼さん、窪田さんも良いんですけど、和水さん檀野さんの関係がたまらなくグッときました!
野上さんに溺れていく大嶺さんにもグッときてました。
登場人物一人一人が本当に魅力的でした。
読み終わった後も、しばらく余韻を噛み締めたいと思います。
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
きみどりさん、徒花完走本当にありがとうございます。コメントもめちゃくちゃ嬉しくて、何回も読み直してしまいました!✨
『花々の興亡』という架空の舞台、観たかったと言っていただけて、書いた私も、そして登場人物たちも本望です。この先イナンナという会社や、シアター・ルチアがどうなっていくのかは分からないままですが、『花々の興亡』は無事千秋楽を迎え、キャスト・スタッフ全員元気に打ち上げをしてくれると信じています。
キャラクターたちと感情を共有していただけたり、人間関係の変わっていく様を側で見守っていただけたこと、本当に嬉しく思います。
それから、和水・檀野ペアと、野上・大嶺ペアにも力を入れて書いたので、グッときたと言っていただけてニコニコしています。良かった…!!
2024年になってすぐ、素敵なご感想をいただけて本当に幸せです。こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございました!
第1話 年末、渋谷区、仕込み中への応援コメント
「だが、仕込みを止めるわけにはいかない」で、また鹿野さんの「夢は舞台で花咲けば良い」を思い出しました。
裏で人間関係がゴタつこうが、誰かが消えようが、心霊的なものの絡む事件が起きようが、最終的に良い公演ができれば、ですよね。
神社が踏まれる場所にある、というのも、あぁそういえばそういうの聞いたことあるなぁと納得です。黄泉に神、というのもイザナミが連想されました。
狐というとウカノミタマ、稲荷神社、神使、失せ物探しのイメージなんですが、そういえば(仏教になるかと思いますが)、天狗や荼枳尼天が乗ってるのもあったなぁと思い出しました。天狗は炎のイメージで、荼枳尼天は加護の代わりに食べられちゃうって聞いたことがあったので。
謎解きは得意じゃないので解けはしないんですけど、色々と思い浮かべながら楽しませていただいてます。
作者からの返信
こちらにもコメントありがとうございます〜!!
鹿野素直という人間は根っから『演出助手』なのだな…とコメント拝読していて思いました。裏でどれほど関係者が翻弄されようとも、開演初日から千秋楽までをお客様にきちんと見せることができればそれでハッピーエンド、という…。
『奈落』を舞台として採用しようと決めた際、頭を過ったのが古事記に於けるイザナミの物語でした。
また、狐についても読み解き嬉しいです! 私は仏教の上での狐の立ち位置を全然知らなかったので、コメントいただいて「嬉しい偶然!」と思ってニコニコしてしまいました。
あと数話で最終回です。最後までお楽しみいただければ幸いです!
第11話 渋谷区、シアター・ルチア⑩への応援コメント
「和水は私が舞台の上で殺すんだ」にすごくグッときました!
ヨモツヘグイ、どこに繋がるのかなと思っていたら、歌舞伎じゃなくても奈落ってあるんですね。
そして「食べる」という言葉が印象的になってきました。
お札の文字や守護も虫食い状に食われて、葉月さんも舞さんと「食べる」話をして、タイトルも喰らうですし、ヨモツヘグイも食べること。
火に関わる一連のことが何なのかとか、物語がどこに着地するのか、無事上演できるのかとか、ドキドキです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「和水は」の台詞、檀野さんから和水さんへの気持ちを目一杯詰め込んだものなので、お言葉本当に嬉しかったです。
そうなんです、意外と演劇(小劇場)界隈でも『奈落』という言葉は使われてまして…大きな劇場だとかなり深い奈落があったりして、今回の作品には絶対組み込みたい要素でした。
また、読み解きもとても嬉しいです! 作品自体見切り発車で連載開始したものなのですが、『徒花を喰らう』というタイトルをどうにかこうにか回収しながら進めておりました。
物語の着地までもう少しです。お付き合いいただければ幸いです!
第6話 渋谷区、歌唱稽古スタジオ③への応援コメント
コメント失礼します。
盛り塩や小豆色の和服姿の老婆について気になっていたので、こうしてまた繋がりのある展開が来てオッ!となりました。
ここまでお仕事小説みたいな感覚で読ませていただいてたんですが、今回しっかりホラーな感じですね。
まだまだ先が読めないというか、全貌が掴めないというか、そんな感じでいるのですが、花という言葉と、争いや(血縁)関係といったものが印象に残っています。
鹿野さんの「夢は舞台で花咲けばいい」という言葉が良いなぁと思って。女性を花に例えたり、徒花とは何だろう?と考えたり、楽しいです。
争いは『タイタス・アンドロニカス』や『花々の興亡』の内容、稽古場にも派閥があり、潰れた神社と建てられたビルもあるので。
関係は先の二作も息子や家族、弟や愛人が絡んできますし、大嶺さんは灘波さんの姪というのもありましたので。
そんな辺りから印象に残っています。
すみません、長々と。
ここからもどんなふうに物語が展開するのか、何がどのように繋がるのか、楽しみです。
作者からの返信
きみどりさん、初めまして。コメントをありがとうございます!
前半の伏線をこのエピソード辺りから回収し始めているので、ご感想とても嬉しいです。
自分ではあまりお仕事小説というイメージはなかったのですが、読み返してみると確かに…ベースはお仕事小説ですね…!
後半戦から終盤までもう少しかかるので、そのあいだに色々な謎が解けていく過程をお楽しみいただければ幸いです。
鹿野の「夢は舞台で」というのは鹿野らしい台詞だな〜と思いながら盛り込んだ言葉なので、気に入っていただけて良かった!という気持ちです。
もともと自分が『タイタス・アンドロニカス』という戯曲が好きなのと、演劇の世界を小説という別の形のエンタメで構築してみたい!と思って書き始めたお話なので、今後の展開も楽しんでいただければ…と思っております。
登場人物の感情や思惑が絡み合っていく後半戦、どうか見守ってやってください。コメント本当にありがとうございました!
第5話 『花々の興亡』当日パンフレット、クレジットへの応援コメント
舞台女優たちの美貌と意地を張り合う世界。
女の本性と厭らしさが剥き出しになる。
そこにねっとりした女の怪が絡まって
何とも言えない仄暗さ。
野上神社の設定が堪らなく魅力的でした。
存在しない神社、取り残された神。
荒らされる盛り塩、消え現れる御札の文字。
不気味なモチーフが次々と…
なぜ、巫女が現れるのか、怪異が起こるのか。
後半で明らかになる様々なことで、
納得できました。
神社の上に建てられた芸能関係のビル。
神社が元々、芸事を司る神だったというのが
奇妙な巡り合わせというか、皮肉というか。
神社を取り壊して、その上に建造する。
本来ならば、人に踏まれないように
清らかな天上(屋上)に祀るべき社を
地下の奈落なんかに設置することも
神への冒涜が過ぎるようで、ゾッとしました。
この神の怒りはちょっとやそっとじゃ
抑えられないのはもう仕方ないな、と。
野上神社の巫女(神)と死んだ会長が
ずぅっと地下に囚われているのが悍ましい。
恐ろしくも艶めかしい、
良いものを読ませていただきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まずは最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
舞台演劇の世界を描こうと決め、そこに更に自分の好きなホラーとミステリの要素を積んだ作品なのですが、描きたかった仄暗さを感じていただけてとても嬉しいです。
演劇と神様はとても近しい存在だと思っていて、その神様を蔑ろにしたらどうなるのか──神様に直接無礼を行ったわけではない登場人物たちはどう振る舞うべきなのか、をずっと考えながら執筆したので、ご感想すべてがとても嬉しいです。
演劇用語の『奈落』と、本来の意味で使われる『奈落』を重ねながら終盤を描いていたため、巫女(神)と会長はふたりともルチアという檻から出られないのだろうな…という気持ちです。
素敵なコメントをいただけて、本当に嬉しいです。読んでいただきありがとうございました!
第5話 『花々の興亡』当日パンフレット、クレジットへの応援コメント
幕が開く〜
無事千穐楽迄駆け抜けて〜
そう心から祈っています*\(^o^)/*
面白かったし、怖かった〜
オカルト要素民俗学要素サスペンス要素…
色々詰まった群像劇…(語彙が乏しいので申し訳ないです)
相変わらず、登場人物は
一癖も二癖もある人達のオンパレードで目が離せならかったですよ〜☆
物語の序盤で、「大塚先生は、嫌な女子書かせたら天下一品❗️」とコメント飛ばしてしまったのが、恥ずかしくてなるくらい檀野創子さんが、実は超男前でだったと言う嬉しい誤算もあったりしました。
狐とタイマン張る、どえらい魑魅魍魎(←おはぎ)がいて
粘着気質の野上神社の巫女や怨呆け会長清蔵もいて…その後どうなるかと思うとゾワッと来ます。
吉凶半々の終わり方は、本当恐怖不滅です。
鹿野ちゃん、めちゃくちゃ頑張った❗️
いっつも大怪我してるから、心配です。
こなごな…にならないで
又スモーカーズの皆様にお会い出来る日を楽しみにしてます・:*+.\(( °ω° ))/.:+
作者からの返信
わーい、コメントありがとうございます!
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
今回は、演劇・ホラー・ミステリと自分の好きな要素をこれでもかと詰め込みながら書いたので、毎日の更新が本当に楽しかったです。
檀野創子さんについてはコメントをいただいた際内心「うふふ……」と思っていたので、後半での変貌を楽しんでいただけたなら幸いです。
不田房さんたちが関わった騒動は一旦収まったものの、劇場や会社に関わる怪異が完全にいなくなったわけではないので…この先どうなるのかな、と思いながら完結させたので、ゾワッと来ていただけて嬉しいです。野上神社と株式会社イナンナの縁はいつまでも続いてしまうので…。
鹿野ちゃんまたしても怪我を負ってしまいましたが、不田房さんとの関係には亀裂も入らず元気です! 機会があったらまたスモーカーズのお話を書きたいなと思いつつ。
熱いご感想、本当にありがとうございました!
第6話 渋谷区、歌唱稽古スタジオ③への応援コメント
はじめまして、大塚さん。
野上神社が出て来た辺りから
ホラー度がグッと上がり…うおぉ出たぁ!と。
野上葉月の名前と神社とのリンクにゾクゾク
していましたが、
しばらく出て来てなかったから忘れかけてた
おはぎ婆ちゃんのおはぎはヨモツヘグイでしたか!
ここで怪異に変化!上手い!凄い!
今、盛り塩荒らしの犯人が気になって仕方ないです。
続き、追わせてもらいます。
作者からの返信
三寿木 春さん、こちらこそ初めまして! コメントをありがとうございます。
野上神社と野上葉月、加えておはぎの正体など、楽しんでいただけてとても嬉しいです。盛り塩に関しても今後きちんと回収する気持ちで執筆中です。
最後までお付き合いいただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします!
第7話 渋谷区、シアター・ルチア⑦への応援コメント
小燕さんに加えて煤原さんまで登場(//∇//)
ホラーだし群像劇だしクライムミステリーだし…ラスト迄目が離せないです!
作者からの返信
せっかくなので再登場してもらいました!覚えてていただけて嬉しいです。刑事陣営も巻き込んでラストまで、頑張ります!
第2話 渋谷区、シアター・ルチア④への応援コメント
じわじわ迫って来る怖さで、息苦しくなって参りました(涙目)
作者からの返信
コメントありがとうございます、ふふふ…怪異メインではないのですが、ご感想とっても嬉しいです。もう間もなく完結&解決予定です。引き続きよろしくお願いいたします!
第6話 渋谷区、シアター・ルチア②への応援コメント
不田房さん……なんだかんだで(ひとりだとさみしいからってのもあるんでしょうけど)鹿野ちゃんを心配してくれているのが、よいなあと思いました。鹿野ちゃんはもっと自分を大事にして(´・ω・`)
作者からの返信
読み取っていただけて嬉しいです…!不田房さんはほんとに「鹿野ちゃんが失明したらどうしよう」って心配してるし、ひとりで家に帰る途中に何か起きたら…と思っているので…相棒愛。鹿野ちゃんはどんどん無鉄砲になっていきますね💦
第4話 都内、鹿野迷宮邸⑤への応援コメント
お!お!
この徐々に真相に近づいてきそうな感じ……いいですね(*'▽'*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
徐々に…ゆっくりではありますが謎解き進めていきたいと思います。頑張ります!
第6話 渋谷区、歌唱稽古スタジオ③への応援コメント
で、出たぁあああああ(´⊙ω⊙`)!?
作者からの返信
出ました!!! ここまで出る? 出ない? と微妙な感じで引っ張ってきたので、書いてて気持ちよかったです💪
第4話 渋谷区、稽古場③への応援コメント
大塚せんせぇ〜
嫌な感じの女子書かせたら天下一品笑笑
鹿野ちゃん頑張れ!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
気付くとまた嫌な感じの女子が…ですが今回は成人女性ですので、今後の展開でまた何かが変わるかも…!?
鹿野ちゃんは今回も頑張ります。よろしくお願いいたします!
第5話 『花々の興亡』当日パンフレット、クレジットへの応援コメント
やっと読了しました。
なんてカッコイイんだろう。
展開から人物から、構成から
ひたすらカッコイイ・・・茫然とする程
カッコイイ。
街毎の、独特の匂いがして
劇場特有の空気感まで
なにもかもが呼吸する生き物で。
その中の神社の異質な呼吸。
大塚さんの作風と筆致が
大好きで、やはり今回も
『萌え死』←これは合ってるはず!
作者からの返信
晴れ。さん、コメントありがとうございます!!
無事読了していただけてとても嬉しいです。
カッコいい、というご感想をいただけたこと、本当に嬉しいです。
今回は『渋谷』という街を中心に物語を展開させたので、その匂いを感じ取っていただけて、そして『シアター・ルチア』というこちらは架空の劇場なのですが、それもまた現実味を持って晴れ。さんの心に届いたのであれば幸いです。
萌え死……!!!
新年早々、本当に光栄です✨
いつも構っていただきありがとうございます。徒花見守っていただき、重ね重ねですがありがとうございました!!