舞台の幕が開くところで作品が終わるところが最高にカッコ良かったです!
私も観たかったなぁ、花々の興亡。開演前のワクワクが胸にあります。
色々と不安は残ったままの開演ですけど、舞台をつくる皆さんがすごく一人一人エネルギーに満ちているので、きっと無事に千秋楽を迎えられるだろうという気持ちになりました。
ヒューマンドラマ→本番を迎えて無事成功!というお話も良いですが、こちらの作品はそういうのとは一味違っていて、こういうのも良いなぁ!と楽しませていただきました。
舞台が出来るまでの裏側と、そこで巻き起こる人間関係や怪異といった事件、そして不安と不穏とワクワクの残るラスト。
無事に本番を迎えられるのかな?という気持ちは、作中のキャラたちと共有できた気がしますし、変わっていく人間関係も自分も現場にいる人間かのような視点で見守っていた気がします。
鹿野さん、不田房さん、宍戸さんの関係性や鬼さん、窪田さんも良いんですけど、和水さん檀野さんの関係がたまらなくグッときました!
野上さんに溺れていく大嶺さんにもグッときてました。
登場人物一人一人が本当に魅力的でした。
読み終わった後も、しばらく余韻を噛み締めたいと思います。
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
きみどりさん、徒花完走本当にありがとうございます。コメントもめちゃくちゃ嬉しくて、何回も読み直してしまいました!✨
『花々の興亡』という架空の舞台、観たかったと言っていただけて、書いた私も、そして登場人物たちも本望です。この先イナンナという会社や、シアター・ルチアがどうなっていくのかは分からないままですが、『花々の興亡』は無事千秋楽を迎え、キャスト・スタッフ全員元気に打ち上げをしてくれると信じています。
キャラクターたちと感情を共有していただけたり、人間関係の変わっていく様を側で見守っていただけたこと、本当に嬉しく思います。
それから、和水・檀野ペアと、野上・大嶺ペアにも力を入れて書いたので、グッときたと言っていただけてニコニコしています。良かった…!!
2024年になってすぐ、素敵なご感想をいただけて本当に幸せです。こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございました!
舞台女優たちの美貌と意地を張り合う世界。
女の本性と厭らしさが剥き出しになる。
そこにねっとりした女の怪が絡まって
何とも言えない仄暗さ。
野上神社の設定が堪らなく魅力的でした。
存在しない神社、取り残された神。
荒らされる盛り塩、消え現れる御札の文字。
不気味なモチーフが次々と…
なぜ、巫女が現れるのか、怪異が起こるのか。
後半で明らかになる様々なことで、
納得できました。
神社の上に建てられた芸能関係のビル。
神社が元々、芸事を司る神だったというのが
奇妙な巡り合わせというか、皮肉というか。
神社を取り壊して、その上に建造する。
本来ならば、人に踏まれないように
清らかな天上(屋上)に祀るべき社を
地下の奈落なんかに設置することも
神への冒涜が過ぎるようで、ゾッとしました。
この神の怒りはちょっとやそっとじゃ
抑えられないのはもう仕方ないな、と。
野上神社の巫女(神)と死んだ会長が
ずぅっと地下に囚われているのが悍ましい。
恐ろしくも艶めかしい、
良いものを読ませていただきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まずは最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
舞台演劇の世界を描こうと決め、そこに更に自分の好きなホラーとミステリの要素を積んだ作品なのですが、描きたかった仄暗さを感じていただけてとても嬉しいです。
演劇と神様はとても近しい存在だと思っていて、その神様を蔑ろにしたらどうなるのか──神様に直接無礼を行ったわけではない登場人物たちはどう振る舞うべきなのか、をずっと考えながら執筆したので、ご感想すべてがとても嬉しいです。
演劇用語の『奈落』と、本来の意味で使われる『奈落』を重ねながら終盤を描いていたため、巫女(神)と会長はふたりともルチアという檻から出られないのだろうな…という気持ちです。
素敵なコメントをいただけて、本当に嬉しいです。読んでいただきありがとうございました!
幕が開く〜
無事千穐楽迄駆け抜けて〜
そう心から祈っています*\(^o^)/*
面白かったし、怖かった〜
オカルト要素民俗学要素サスペンス要素…
色々詰まった群像劇…(語彙が乏しいので申し訳ないです)
相変わらず、登場人物は
一癖も二癖もある人達のオンパレードで目が離せならかったですよ〜☆
物語の序盤で、「大塚先生は、嫌な女子書かせたら天下一品❗️」とコメント飛ばしてしまったのが、恥ずかしくてなるくらい檀野創子さんが、実は超男前でだったと言う嬉しい誤算もあったりしました。
狐とタイマン張る、どえらい魑魅魍魎(←おはぎ)がいて
粘着気質の野上神社の巫女や怨呆け会長清蔵もいて…その後どうなるかと思うとゾワッと来ます。
吉凶半々の終わり方は、本当恐怖不滅です。
鹿野ちゃん、めちゃくちゃ頑張った❗️
いっつも大怪我してるから、心配です。
こなごな…にならないで
又スモーカーズの皆様にお会い出来る日を楽しみにしてます・:*+.\(( °ω° ))/.:+
作者からの返信
わーい、コメントありがとうございます!
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
今回は、演劇・ホラー・ミステリと自分の好きな要素をこれでもかと詰め込みながら書いたので、毎日の更新が本当に楽しかったです。
檀野創子さんについてはコメントをいただいた際内心「うふふ……」と思っていたので、後半での変貌を楽しんでいただけたなら幸いです。
不田房さんたちが関わった騒動は一旦収まったものの、劇場や会社に関わる怪異が完全にいなくなったわけではないので…この先どうなるのかな、と思いながら完結させたので、ゾワッと来ていただけて嬉しいです。野上神社と株式会社イナンナの縁はいつまでも続いてしまうので…。
鹿野ちゃんまたしても怪我を負ってしまいましたが、不田房さんとの関係には亀裂も入らず元気です! 機会があったらまたスモーカーズのお話を書きたいなと思いつつ。
熱いご感想、本当にありがとうございました!
やっと読了しました。
なんてカッコイイんだろう。
展開から人物から、構成から
ひたすらカッコイイ・・・茫然とする程
カッコイイ。
街毎の、独特の匂いがして
劇場特有の空気感まで
なにもかもが呼吸する生き物で。
その中の神社の異質な呼吸。
大塚さんの作風と筆致が
大好きで、やはり今回も
『萌え死』←これは合ってるはず!
作者からの返信
晴れ。さん、コメントありがとうございます!!
無事読了していただけてとても嬉しいです。
カッコいい、というご感想をいただけたこと、本当に嬉しいです。
今回は『渋谷』という街を中心に物語を展開させたので、その匂いを感じ取っていただけて、そして『シアター・ルチア』というこちらは架空の劇場なのですが、それもまた現実味を持って晴れ。さんの心に届いたのであれば幸いです。
萌え死……!!!
新年早々、本当に光栄です✨
いつも構っていただきありがとうございます。徒花見守っていただき、重ね重ねですがありがとうございました!!