第60話 おまけ

本編に入れられなかった設定など。


・ラーシュ

エリンを裏切る予定だった。

理由は、小さい頃に妹を白獣に殺されたせいで白獣をとても恨んでた。そのため対話を試みるエリンを敵視していた。

さらにアースガルドの死者蘇生で妹を蘇らせられるとフレイあたりにそそのかされて、裏切り。

シスコンがフレイとかぶっていたのでやめた。


・エリンのペンダント

北欧神話におけるオーディンの右目。全知を得られるミーミルの泉の水を飲む代償に捧げられた例のアレ。

瞳の色とリンクしていたのはそのため。

本作においてはユグドラシル内のシステム・ミーミル(劣化アカシックレコードみたいなやつ)に接続するためのキーアイテムのはずだったが、描写する暇がなかった。


・エーテル

なんかそのへんの大気中とか宇宙空間に漂っている未知の物質。

本来であれば使い道がないが、ユミル・ウィルスによって万能のエネルギーになる。

アース神族や能力者の力はこれから得ている。


・地中移動要塞ニズヘッグ

ムスペルヘイムの移動要塞。なんか地中とかを掘って進む。

トールハンマーのインパクトが減ってしまうので没になった。


・第二章冒頭の父親の後悔

ロキとベルタの父を両方ひっかけている。オーディンを信じていないので「もしも本当に神がいるのならば」。


・ロキの仮面

当初こいつはロキではなくラタトスクだった。ラタトスクは北欧神話においてのメッセンジャーで、世界樹ユグドラシルを走り回るリス。

おかげで中途半端にロキの仮面にリス要素が残ってしまった。


・そもそもなんで仮面?

作者の趣味。



・この話を書くにあたって影響を受けた作品

萩尾望都先生『スターレット』『銀の三角』(漫画)

初代プレステのゲーム『ゼノギアス』

1990年頃のNHKアニメ『ふしぎの海のナディア』


どれも古い作品ですが名作。

特に『スターレット』は星に巣くう病、その影響で超能力者になる人々など影響大。



これにて本当におしまい!

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【完結】終わりの大地のエリン 灰猫さんきち @AshNeko

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