鬼を語れば怪至る

お話を進めながらキャラ同士が「これ知ってます?」みたいに雑学というか、わかる人が喜ぶような知識をれ語りあったりするので、情報量が多かったり雑学ネタが豊富な作品が好きな人に刺さるかなと思います。

紡がれる文章、展開は論理的で心地よいです。かつ、開放的、感情的に心を掴んでくれる文章表現部分もあり。

ホテル旧館 赤い仏像の20話、「あ。いる。」からの心情描写が好きです。
羽が生えて飛び立てそうな感じ。

しっかりした筆力で描かれた作品だなと思いました。よかったです。