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概要
雪の日の出来事
珍しく雪が降った。学校からの帰りに電車に乗っていると、車窓から見える景色が真っ白に変わっていくのが見えた。ふと私は乗っている電車がいつもと異なるものになっているのにきがついた。六両編成の車両は一両編成の小さな車両になっていて、乗客は私ともうひとりの少女しかいなかった。とつぜん電車が駅に停まって、もうこれ以上は進めないといった。小さな駅の小さな小屋で、ストーブにあたり、雪が収まるまで待つことになる。私はこの駅がまったく見知らぬ場所であることやここがどこであるのかを考えて、乗り合わせた少女と話をしながらストーブにあたっていたのだが……。
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