人類文明崩壊後の世界を描いたSFファンタジー作品です。この物語は進化というテーマを全面的に押し出しており、文明崩壊までを綴った歴史、主人公の成長などに強いアイデンティティが感じられます。機械による選別と評価に流されるだけの世界、嘆き苦しみながらも人類が責任を負う未来。どちらの未来にも犠牲があり、どちらの未来にも排斥がある。そんな選択の物語を読んでみませんか。
一つ一つのエピソードも、キャラクターも良く、面白かったです。ただ、黒い雨事件が書かれていなかったことで、一貫性がなく、読者としてついていけなくなりました。これで、完結しているのか、と思ってしまい…続きを読む
自分はキリスト教徒という事もあって自小説にも聖書をモチーフにしたあらゆる要素を入れています。それとはまた違ったアプローチがされていてこういったやり方もあるのかと関心させられました。そして戦争…続きを読む
一度滅んだ世界が舞台という、ザ・SFな世界観に惹き込まれました。その滅んだ理由もどこか遠い未来で人類が本当に起こしてしまいそうな感じで説得力を感じました。そしてなにより、登場人物の心理や考え方が…続きを読む
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