踏み出した一歩のその先へ

お互いの手を握り、階段を登った先の甘やかな日々

だけどもそんな簡単には進まない

これは心の形の違う二人がぶつかり合い、葛藤し、傷つけ、傷つき、お互いの答えへと進む物語です

この物語を読んだ方は、気付けば一緒に階段を登っていることでしょう

そうして階段の先、柔らかなベールに包まれたような世界を見るはずです

「愛」という言葉を私は正しく理解出来ているとは思いませんが、この物語を通して「愛」は人を変えていくのだと考えさせられました

それは主人公の二人だけではなく、周囲も含めて──