概要
命とは、世界とは、その全てが分かるとき
舞台は2192年の世界。数々の困難に立ち向かいながら人類の文明は進化してきた。だが、時代が進むにつれ資源が枯渇していく。資源が枯渇した場合はどうすればいいか。追い詰められた人類は結論――奪えばいいと判断した。そして世界大戦が始まった。この戦いに同盟軍などはなく一国が一国を次々と攻めていく。この戦いは一つの国が世界をとるまで終わることはないだろう。戦争が始まってから進化した文明は急速に退化した。それでも戦争は止まらないし終わらない。そんな残酷な世界で生きる一人の青年――日本帝国軍単独部隊朱雀所属の鬼灯神威少将。彼の呼び名は『虚』。彼の通った道には何も残らない。一人で一国の力を持つ青年。これは、そんな彼が世界を救うために戦う物語である。
――世界は救いを求めている
――世界は救いを求めている
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