農家にとって大切な要とは?
それは、腰!!
まんまだぞ!!!でもホント!!!
今、うちは来年のメロン作りのための準備、ベッド(土)作りをしなければならない。
良い作物作りは良い土から。
こないだ、亜星がトラクターでうんこ(堆肥)を撒いて、道路にこぼれ出たうんこを拾うのが私の仕事。
大変屈辱だが、大事な仕事。うんこそのままにしたらみんな踏むじゃん。お客さんがうちに来たらお客さんの車のタイヤがうんこまみれになるじゃん。
失礼なことのならないように、エチケットのために、うんこ拾い。
そして、うんこばら撒かれた土をトラクターでロータリーにかけて、大きい溝を掘って、そこに、麦カラを入れる。←麦わらみたいなもの
そうすることで土がふんわりする。麦カラをあちこちに配るのも、溝に入れるのもそれは手作業なんだけど、じゃあ、うんこ撒くの後にしてくんない?って思うわ。なぜうんこの後なんだろう。
いつだって雲子はうんこまみれ。
そして、麦カラの入ったところにまたトラクターで土をかぶせて今度はたくさんの種類の肥料撒き。
今、この肥料撒きをせねばならないのだが。
亜星が長年の疲労の蓄積で骨盤がズレて、そこから来る足の痛みがひどくて今骨盤矯正の治療に通ってる。
歩くのも辛いしトラクターに乗るのも辛いらしい。
亜星の足もそうだし、雨だとトラクター作業もできないし、結構不安定な天気続きでなかなか仕事が進まない。
私は肥料撒きが始まれば、たくさんの種類の肥料を、撒く順番も量もそれぞれ違うから、各ハウスごとに(うちは全部で15本、1本のハウスの長さは120メートル。しんどいですが?)袋を切っては肥料をトラクターに入れ、切っては入れ、切っては入れ(肥料ひと袋20キロ〜30キロ、を一度に多いときで60袋入れる。しんどいですが?)トラクターが撒きに行ったらその間に袋を片付け、次の肥料袋を開けてスタンバイ、トラクター戻ってきたらまた入れて…片付けて…。
20キロの袋をさ、何回も何回も担ぎ上げて(胸の高さくらい)延々とやらなきゃいけないからもう、腕も腰もプルプル、亜星と私でやってるけど(義母は袋を片付けるの手伝ったりとか)(義父はそういえば何してるんだろう?いつもいないな、サボってるのか?)もう辛いっすわ!!
亜星もそうだけど、私も長年の疲労の蓄積で腰痛持ち、毎日腰ベルト必須、それもいいやつ、1万ぐらいするガードナーっていうやつよ…。
もうそれでなきゃ腰をホールドできない。
亜星も私も腰をやられたらどうするんだろう。
同じくメロン農家仲間もあちこち、腰をやられた、とか、疲労骨折した、とか不調を聞く。
いや、もう、どうするんだろう。第一次産業はいつだって崖っぷち。
って、今日も亜星は、腰と足が辛いから、と肥料撒きはまだお預け。私も仕事なし。でも心落ち着かず。
早くやらなきゃならない仕事を終えてまったりと農閑期を迎えたいのに、気ばかりが焦る。
差し当たって、コープの注文締切が近付いてるのでカタログとにらめっこ。
今回はあのバイBなかったわ。
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