田舎移住について 3

田舎に移住をしたら必ず隣近所に挨拶をせねばならない…!いや、都会でもそうだけど。


隣っつっても、うちの場合はお隣さん、歩いて5分弱。反対隣さんも、歩いて5分。斜め隣さんも同様に。窓からお隣さんちは見えない。


それでも、挨拶は重要!!


そして田舎の人たちはヨソ者が珍しいから、頭からつま先までジロジロ舐め回すように見るから、見られることに覚悟をすること!


私も来た時はジロジロ見られまくったな…。同じニンゲンなのに何がそんなに珍しいんでしょね?


そんなワタシもここに20年近く住んでたら、ヨソ者が来たら珍しくてジロジロ舐めるように見る。ハハハ!


そーいえば昨日は、ヤンマーさん(農家にとって大事な方たち。トラクターのメンテナンスや整備、故障したらすぐに駆けつけてくれるので本当になくてはならない方たち…!)が、それまでの担当さんが(ヤリ手の黒縁メガネ30代後半男性)替わるということで新しい後任者とともにやって来た。


それがイケメン…!!スラッと長身で小顔。好みのタイプではないけども。


ジャニーズの、あら、違ったわ。もうジャニーズじゃないんだっけ。なんて呼んだらいいんだろう。


まあいいや、キスマイの藤ヶ谷に似てる茶髪のチャッら〜!!!な男性。


舐めるように見たね。ジロジロ。薬指に、指輪してたわ。( -ω- `)フッ


夫である亜星がいろいろと、挨拶をしてて「いや〜こんなイケメンだなんて…ハハハ…」と言うので私も「ハハハ…」と一緒にご挨拶。


亜星「いや〜なにかあげたいけどメロンももう終わったしゴボウもこれからだし…すいませんね、何も無くて」


ヤリ手メガネ「いえいえ、いいんですよ」


雲子「あっ!サツマイモあるんだった!ちょっと待ってて!」


少し前に知り合いの農家からサツマイモどっさりもらったのだよね。ちょうどよかった。


サツマイモをおすそ分け。紙袋に入れてキスマイ藤ヶ谷に「よかったらどうぞ」と渡した。


藤ヶ谷「ありがとうございます ニコッ」


チャラいスマイル全開だったわ。


でもゴメンなさい、わたし、藤ヶ谷タイプじゃないの。あまりときめかなったわ。


あれ、何の話?


そう、田舎では挨拶重要!!去っていくヤンマーさんたちを見送った。


亜星「チャッラかったな〜若そうだよな」


雲子「スタイル良かったな〜イケメンだけど好みではないな〜あいつ仕事できんの?」


亜星「それな」


ヨソ者のことを、あとで座談会するのが田舎者。


ごめんなさいね、もうすっかり田舎者になった雲子です。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る