認めてくれる誰かがいれば

天才子役として名を馳せる兄の和信と比較され続けることによって、屈折した感情を抱える弟の恒章。事情があるのかもしれませんが、家族でさえ恒章を軽視しているような様子であり、高校に入学するまでは本当に苦しい日々を送っていたのではないかと思います。
そんな中、高校入学後に出会った福徳が一人の人間として認めてくれたことは、恒章にとっては大きな救いだったに違いないと思います。
その福徳と離れなければならないことになって、恒章が堕落してしまうのか、はたまた奮起するのか、今後の展開を楽しみにしております。