ロボットモノとか艦隊モノが好きな人。大好きな作品がここにありますよ!

序盤まで読んだ感想なのですが、アニメみたいな王道感のある宇宙艦隊モノです。ロボットモノとか艦隊モノが好きな人、すっごい幸せになりそう。あなたの大好きな作品がここにありますよ!

ストーリーがドラマチックで、小説ならではの「名前がないキャラなんだ、モブだな、よし、死にそう。名前もないし死んだなこれ」って思ってたら後で再会して、生きてた! 再会後に読者は初めて彼の名前を知る! みたいな仕掛けとか(うまいなーっておもいました)

人類を脅かし続けている敵対存在がいるとか。
水まんじゅうとか蒸し茶とか竹の楊枝とかの、なんかのほほんとさせてくれる日常風景とか。

しゃべる相棒AIみたいなのが出てきたぞって思ってたら実は「彼は自分のことをAIだと思ってるんだ」みたいな……王道感があって、「これこれ、こういうの宇宙モノだよね」ってにっこりさせてくれる要素がいっぱい、かつ「そうきたか!」ってびっくりさせてくれる新鮮さもあり。

よく練られれているのだけど、読者に「むずかしいな」とストレスをあまり与えることなく、わかりやすくライトに読ませてくれて。その上で油断してたらびっくり! みたいな、すっごく面白い作品だなっておもいました。

その他のおすすめレビュー

朱音ゆうひ🐾さんの他のおすすめレビュー259