回想:旗野詩織⑥




「『新月ポスト』って知ってる?」


 渡辺麗華わたなべれいかは豪奢な金髪をさっと指で梳きながら言った。

 部室の窓からの光を反射する美しい髪は、日本人離れした美貌も相まってひとつの芸術作品のようだ。二年生になってからますます磨きがかかった『良家の令嬢』ぶりはこぢんまりとした文芸部の部室には不似合いだったが、不思議と最初からそこが定位置であったかのような収まりの良さも感じる。

 詩織は妙な感覚に内心で首を傾げた。何もおかしくないが、おかしい気がする。


「『やよい駅』の話はもういいの?」


「あれは我ながら安直だったと反省しているわ。けど今度のネタは安っぽい創作じゃありませんの。本当にあった話なんだからねっ、かっ、勘違いしないでよね!」


「最近のナベカ、キャラ安定しないよね」


「そういう年頃なんじゃないかなあ」


 花鶏と恵麻がひそひそと話している通り、渡辺麗華はやや情緒が不安定だった。

 とはいえ根っこの部分は変わっていない。部内で最も精力的に執筆活動を続けている文芸部のホープであり、暇さえあれば新しいネタを貪欲に探しているようだ。

 

「なに? 異世界に迷い込む系? それとも夢が現実に浸食する系?」


「こら花鶏、勝手に先を読まないの。こほん。いい? 『新月ポスト』というのは月のない晩にだけ暗がりの中に現れる、目に見えないポストのこと。その中に願いを書いた手紙を入れると、『その願いが実現している並行世界』に届いて二つの世界が融け合ってしまうの。夜が明けると、世界は願った通りに姿を変えているんだって」


「じゃあ『猿の手』系か~。最初は上手く行ってたけど後から破滅するやつ~」


「だから先を読むんじゃありませんわよっ」


 つんつんと花鶏の額をつっつく麗華はどこからどうみても高貴なお嬢様だが、気安く友人と戯れる様子は変化前と全く同じに見える。

 

(『変化前』って、なに? 私、いま何を思ったんだっけ)


 詩織はささやかな違和感を抱いたが、あまりにも小さい疑念だったために即座に何に対する違和感なのかを忘却した。

 その代わり、ちょっとした疑問を口に出す。


「でもそれ、異世界とか夢と繋がるパターンの複合っぽいよね。並行世界と今いる世界が融け合うって、結構なおおごとじゃない? 願いが叶うだけで済むの?」


「いいところに気付いたね、詩織クン! 実はだね、この新月ポストに手紙を入れると願いは叶うのだが、それ以外の変化はコントロールできないのだよ、少年!」


「少女ですけど」


「どちらも含める用法もあるじゃないか、少年法とか。細かいことは気にしないでくれたまえよ。はっはっは」


 今度は何に影響されたんだろう。

 後で思い返すと恥ずかしくなる言動だと思うのだが、詩織はそろそろ麗華に対して遠慮がなくなっていたので、『それはそれで面白い』という理由で放置した。

 

「願いか~。あたしは謙虚だからそんな贅沢は言わないかな。せいぜい卑金属を黄金にしたり~、死者を蘇生したり~、人体を錬成したり~、不老不死の薬を作ったり~、あと時間移動と異世界転生とチート能力と悪役令嬢になっても破滅を回避できる知識と衣食住とこの宇宙全てを支配する力があればそれでいいかな~」


「アトリン、欲望が多すぎるよ」


「でも人間の欲望ってそんなもんじゃない? 花鶏ちゃん、ちなみに私なら衣食住の衣は叶えてあげられるよ」


「エマちナイス! 持つべきものは将来デザイナーになる友達!」


 花鶏に褒められて恵麻は満更でもなさそうだった。彼女は家庭科の授業で図抜けたセンスと縫製技術を先生に褒めちぎられて以来、『将来はファッションデザイナーになる!』と公言しているのだ。


(この前までは『手堅く公務員になる』って言ってた気がするけど、今の時点なら進路なんて幾らでも変わるよね。むしろ決まってるだけ立派だし)


 詩織にはこれといった夢がない。

 そのあたりは花鶏も同じで、今は二人で楽しく過ごせればそれでいいと思っていた。けれど、中学生で未来を見据えている友人を見ると少し焦りを覚える。

 恵麻は部室に『色彩検定』の参考書を持ち込んで真剣な表情で勉強を始めているし、麗華は雑談をしながらもしっかりとメモをとって執筆の準備をしている。


(みんな、頑張ってるんだよね。私は、どうなんだろう。添削してくれる先輩が卒業しちゃって、詩を書くのもよくわからなくなっちゃったし)


 今の日常は正しい。けれど、漠然とした不安感がわだかまっている。

 麗華は既に小説家として成功しており、百冊以上も書籍化した上でベストセラーを連発している有名人だ。世界中で翻訳、メディアミックスされており、『地球上で最も影響力のある作家』渡辺麗華の名を知らぬ者の方が少ないと言われている。


「ちなみにこの新月ポストには禁忌があってね。それは『恋愛成就のおまじない』と『誰かの不幸や破滅を願う呪い』を投函してはいけないというもの」


「なんで? めっちゃ需要ありそうだけど」


「それが他者の運命を改変するものだから。無数に存在する並行世界は複雑に重なり合って奇跡的なバランスで調和を保っているんだけど、他人の運命に介入するようなことを願うと、『その相手の願い』と干渉し合って予想もしなかったことが起きるんだって。それこそ好きな相手がこっちに執着し過ぎてヤンデレストーカーになったり、呪いたい相手に呪い返されたりね」


「こわ。でもそれ『やるなって言われてるのにやっちゃう』っていう前振りだよね」


「だから『自分の夢』を叶える望みだけを投函しなさいというお話なの。そして花鶏は展開予想やめようね。私が書く本編を楽しみに待ってて! ネタバレ禁止!」


 物騒なんだか楽しそうなんだかよくわからない話題だった。

 とはいえ詩織も空想を膨らませることは嫌いではない。

 もしもの話やありもしない物語は楽しい。たとえ少しの不気味さや恐ろしさが含まれているとしても、それはスパイスの一種として味わえばいい。


「でも恋愛関係の願いが禁止なのは残念かも。やっぱさ、麗華見てると『彼氏うらやましー』ってならない?」


 恵麻がそんなことを言い出したので、詩織と花鶏は思わず顔を見合わせた。

 少し考えたが、あまりぴんとこない。

 中学生になってから、身の回りでそういう空気が『当たり前のもの』になりつつあることには気づいていた。彼氏彼女。恋愛。交際。誰と誰が付き合った、別れた。

 詩織は自分には一生無縁な出来事だと思っていたが、花鶏はその愛らしさからよく男子に告白されては振っているようだ。


『お前さ、俺のこと見過ぎ』『まあ付き合ってやってもいいけど?』『ばっ、お前みたいな男女、好きでもなんでもねーよ! 罰ゲームだっての!』『俺のこと好きだろ? 別にいいけどバレバレだからな』『素直になれよ、花鶏』


 正直、近くで待機していた詩織は奇妙な告白をこっそり聞くたびに呆れていた。


(なんであの男子たちはあれでアトリンと付き合えると思ったんだろう)


 男子の考えていることが全く理解できない。

 完全に別の生物としか思えない時が多すぎる。

 詩織に対して『ブス』だの『ビーバー』だのと悪口を言ってくる男子に関しては論外だし、基本的に異性に対して好感を抱きようがないのだ。


「麗華ってまた新しい彼氏できたんだよね?」


「まあね。前の大学生はつまんないから振ってやったわ」


 得意げに言う麗華のこういった言動が、詩織はあまり好きではなかった。

 クラスの中でも高校生とか大学生とか社会人とか、とにかく年上の男性と付き合っている女子ほど自慢げなのはどうしてなのだろう?

 詩織は正直ついていけない。高校生ならぎりぎり許容範囲だが、それ以上の年齢で中学生に手を出すのはあまり良くない男性なのではないだろうか。

 特に社会人は犯罪じゃないかと思う。まともな大人のすることではない。


「いいなあ。私もかっこいい彼氏欲しい。花鶏ちゃんと麗華が羨ましいよ。絶対すっごいイケメンと付き合えるもん」


 恵麻の言葉に花鶏がぴくりと眉の端を持ち上げる。

 花鶏は沈黙したままだったので、恵麻は何も気付けずに詩織に対して含みのある視線を向けていた。たまに恵麻はこういうことを言うが、いつものことなので詩織は受け流す。そもそも、詩織の自己認識も恵麻と同じだ。花鶏と麗華の可愛さと美しさは校内でも別格で、比べるようなものではない。二人は花や華という言葉が似合うが、詩織の場合はせいぜい雑草だろう。

 それでも詩織は嬉しく思う。

 花鶏が自分のために苛立ってくれたのだとわかったからだ。


「ま、実際のオトコなんて想像ほどいいものじゃないわよ。大学生とか社会人だって私の前じゃ子供みたいなものなんだから。この間なんてねぇ」


 自然と麗華は詩織たちのグループでは一番『進んでいる』女子という立ち位置になっていた。中学生の段階では『隣のクラスの誰々さんが』というようなまた聞きの噂でしか耳にしたことのないような、彼氏との踏み込んだ関係性や行為についての話題を自慢げにひけらかす態度は少々鼻につく。詩織は眉根を寄せた。


「だめっ、花鶏ちゃんの耳が穢れる!」


 やや露骨過ぎる話題選びに、恵麻が花鶏の耳を塞ごうとする。


「えー、あたしだって知りたいよー。ていうかそんな子供じゃないし!」


 きゃんきゃんと騒ぐ花鶏と恵麻の横で押し黙っている詩織だったが、関心がないと言えば嘘になってしまうのでついつい耳を傾けてしまった。

 少し大人向けの小説などを読むと、『そういうシーン』があったりする。詳細な描写などはぼかされているが、実際にどうなっているのかと想像したことはある。

 詩織は『後学のため』と己に言い訳しつつ麗華の話に熱心に聞き入った。

 そして後悔した。


「汚い」


 と詩織は顔を顰め、


「えー、あれほんとにやるんだ。誇張してるんだとばっかり」


 と恵麻はドン引きし、


「なんで? 彼氏さんはナベカのこと好きなのに、罰を与えるの?」


 と花鶏は心底から不思議そうだ。

 麗華は相手の無垢さを愛でるようにくすりと笑って、指先で金色の髪を弄んだ。


「花鶏にはまだ早かったかな」


「ええ~、絶対そんなの嘘だよ。好きでおしっこ飲むわけなくない? いくらナベカの舌がアレでも臭くてまずくてオエってなるよ。だいたい、恋人同士って対等なものでしょ? そういうのって拒否できないの?」


「いや、アトリンそれは」


「もうこの話題おしまい! 花鶏ちゃんは清らかなままでいて!」


 恵麻が麗華と花鶏の間に割って入り、壁を作るように両手を広げた。

 麗華はからかい混じりに続ける。


「そう? この後、逆襲された私が縄で縛られながら蝋燭と鞭を使ったお仕置きでたっぷり躾けられちゃう話もしてあげようかと思ったんだけど」


「やっぱり罰だったんじゃん! なになに、本当は彼氏じゃないの?!」


「レーカそれは特殊過ぎ。恵麻じゃないけど私もアトリンに聞かせるの反対」


 詩織は呆れながら友人をたしなめた。いまは部室にいつもの四人しかいないからいいものの、学校でするような話ではないと思ったのだ。


「ん~? ちょっと待って、それって普通のこと? ねえ、あたしのスマホだとセーフサーチ設定されてるから、シオリンので検索できないかな? そういうこと、調べると親に怒られるの」


「ちょっと、だめだってば! 詩織は花鶏ちゃんに変なの見せないでね!」


 どこか不安そうに尋ねる花鶏を強引に静止する恵麻。

 恵麻も花鶏の親も過保護すぎる気はしたが、花鶏に変なものを見せたくないという気持ちは詩織にもあった。詩織は携帯端末を買ってもらった直後、ネット上でそういう好奇心を働かせてしまったせいでとてもショッキングな映像を見てしまい、性的な事に対して苦手意識がある。

 無知でいることを強いられたのがよほど腹に据えかねたのか、少しむくれてしまった花鶏は、その後しばらく渋面で何か考え事をしているようだった。

 が、しばらくするとまた明るい表情になって雑談に混ざってくる。


(あれ、何だろう、今の)


 詩織は自分でも正体のわからない感覚に当惑した。 

 理由もなく、鳥肌が立っている。

 いつもと同じ花鶏の笑顔が、前と少し違うような。


「もー、みんなあたしを赤ちゃんだと思ってるだろ! あたしだって恋愛わかりますぅ~恋愛マスターですぅ~! 今は『推しの子』が激熱だから大人の恋愛も芸能界の闇も全部わかるもん!」


「花鶏ちゃん、漫画の知識はちょっと」


「アトリン、それわかってない人の台詞だよ」


「そういえば貸したのどうだった? 『ハニーレモンソーダ』とか良くない?」


「漫画オススメ神ナベカには悪いけど、あたしは『ゆびさきと恋々』のが好きかも」


「私は『薬屋のひとりごと』が良かった」


「詩織はそうだろうなって思った」


 会話は止まることなく動き続ける。

 詩織が抱いたささいな疑念は、言葉の波に呑まれて消えてしまった。

 そんな風にして雑談を交わしていると、あっという間に時間が過ぎていく。 

 ふと時計を確認した麗華は、忙しなく荷物をまとめて立ち上がる。


「ああ、ごめんあそばせ。私、石油王のご子息を待たせているの。これからデートだから、今日はこれで失礼するわね」


 颯爽と黄金の軌跡を残して去っていく友人を、三人は半ば呆れながら見送った。

 二年生になって、麗華の振る舞いは随分と変わった。

 それでも文芸部に顔を出す限りは友達でいられると思うが、ときどき不安にさせられることもある。そう考えていたのは詩織だけではないらしい。


「なんかさ、こないだナベカに告ってフラれてた男子いたじゃん? あの三年の不良っぽい人。そいつらがちょっと変なこと言ってて、雰囲気が怖かったっていうか」


「変なことって?」


「なんか『調子乗ってる』とか『うざい』とか。あとなんかわからせる? とかまわすとか? 意味わかんないこと言ってて」


 詩織と恵麻はぎょっとして顔を見合わせた。

 それから花鶏に心配させないように気を付けつつ、携帯端末を操作して麗華に注意を促しておく。今の彼女ならあまり心配の必要はないと思うが、念のためだ。

 恵麻との関係性は未だに『友達の友達』のままだが、それでも同じ文芸部員としての仲間意識はある。花鶏を大切に思う気持ちは理解できるし、麗華に何かあれば心配するのは同じだ。

 花鶏に余計な心配をかけないようにアイコンタクトしつつ、しばらく警戒をしておこうと決意する。中学生になって顕著になりつつある性差は、浮ついた気分だけではなく暴力の危険性も予感させるものだった。


(やっぱり、男子ってこわい)


 帰り道、詩織は鞄の中に入れた防犯ブザーの位置を確かめた。

 取り出しやすい位置にあると安心するが、いざ本当に危険が迫った時に役立つかはわからない。護身術を習った方がいいのだろうかと不安になっている詩織とは反対に、花鶏は能天気に麗華との会話を思い出しているようだ。


「みんな恋愛とかに目覚める時期か~。シオリンは? 好きな人いる?」


「いないよ。ていうか、私には関係ないと思ってる」


「ん~、それはないんだけど~、えっと~」


 妙に歯切れが悪い。詩織がどうしたのだろうと不思議に思っていると、花鶏は言いづらそうにこう続けた。


「シオリンさぁ、たとえばだよ? まあナシだと思うけどさ、うちのユーゴとかどう思う? ああいうタイプってアリ? ナシ?」


 唐突な質問に、詩織はきょとんとしてしまう。


「考えたこともなかった」


 背が高くて力が強そうな男性はどうしても最初の父親を連想してしまうし、優しそうな顔立ちと声は二番目の父親を思い出してしまう。

 はっきり言ってしまえば苦手なタイプだ。

 けれど、詩織には『見た目で判断するのは間違っている』という実感があった。

 それは幼稚園の大喧嘩という経験則から導き出された考え方だ。

 あの小さな男の子は、完璧な王子様なんかじゃない。

 詩織の冷たい拒絶にずっと傷ついて、それでも優しくしようとしてくれていた。

 だから、本当の天川勇吾は時には心が折れて泣いてしまうことだってある、弱い部分を持った普通の人だと知っている。


「好きとかはわからないけど、アトリンのお兄さんは悪い人じゃないって思う。だからクラスの男子とかよりは、その、アリかなって」


 頭の中で検討してみると、意外なことにそういう結論になった。

 というより、知っている男子の中で好感を抱けそうな相手は天川勇吾ただひとりしかいなかったのだ。もちろん、今の彼のことなどろくに知らないのだが。

 昔のことを思い出されると恥ずかしいので、未だに天川家で顔を合わせても知らんぷりしかできないし、ほとんど会話もないままだ。

 しかもなんとなく『お兄さん』などと呼んでしまったせいで、何も知らないことをアピールするかのように年上扱いと敬語で他人行儀を徹底してしまった。


(実際に私とアトリンは同じ三月生まれだから、彼はほぼ年上みたいなものだけど)


「へえ~、そう、なんだ。まー顔だけはいいしね。うん、一般的な感性だと思うよ、シオリンがそう思うのも無理ないっていうか、普通? みたいな」


 どこかぎこちなく応じた花鶏の言葉通り、単純に顔がかっこいいというのも理由のひとつではある。そういうことを大っぴらに口にしたくないし、もちろん大切なのは内面だと思ってはいるのだが、それはそれとして別に容姿が整っている相手が嫌いというわけではなくて。

 などと思考が言い訳がましくなる程度には詩織にも面食いな所があった。


「それで、急にどうしたの、アトリン」


 自分の中の恥ずかしさを誤魔化すように問い返すと、花鶏はやや言いづらそうにある提案をしてきた。


「ん、まあ、ユーゴが嫌いなら断ろうかなって思ってたんだけど。あのね、今度の土曜日にあいつのバスケ部、練習試合するんだって。うちのガッコのバスケ部と」


「へえ~、そうだったんだ」


「うん、それでね。うちの体育館でやるし、近場だし、その、応援とか行かない?」


 詩織は少し考えたあと、念のために確認した。


「それ、うちのバスケ部を応援するんじゃないよね? 大丈夫かな?」


「あ、それは考えてなかったかも」


 うっかりしている花鶏はいつも通りだったけれど。

 その日を境に、花鶏は何かを考えこむような顔をすることが多くなっていた。



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クラス転移で俺だけ勇者、クラスメイトは『外れ』で『無能』の『役立たず』?! ~絶対に復讐されたくないかませ勇者の悪役回避~ 最近 @saikin

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