箱庭のような恋

主人公たちの恋は、ささやかな想いとともに紡がれる恋。
何故でしょう、彼らの恋が箱庭のように見えてしまいます。

いやいや、我々の恋だって、世間とは隔離された二人だけの世界なのだから、恋の箱庭は、誰しもが持っているのかも知れませんが、そこはそれ…主人公たちは、アヤカシさんですから…ね。

願わくば、主人公たちの箱庭のような恋が、いつしか誰もが羨(うらや)む広大な庭園のような愛に変わってくれればと思います…色々と障害物は多いようですが。

ふふっと微笑みを与えてくれる本作に、感謝と賛辞を