埒外の刹那を疾走する  者たちの、闇の闘い

人の埒外にある者たち。そこに新たに
付け加えられた後天的な『外道者』。
 彼らの集う処、常に命の遣り取りが
あり、読む者に対しても決して気を
抜く事を許さない。
 
 謎の多い不気味な組織、異能者、
そして彼らの本能。

この物語の中の死生観はまさに刹那だ。

その、刹那を全力で疾走する快感を。
更には暗闇に急転直下で落ちて行く
絶望的な安堵と愉悦を。

この物語は今も尚、謎を孕んで
疾走する。

決して、乗り遅れるな。


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