短いがよく纏まっていて山場もあって、面白かった

セントシア王国のそこそこ有名な怪盗『灰仮面』。その正体は、少年アッシュだった。盗みを行う目的はお金のため、アッシュには“野望“があった。ディランの情報提供でアッシュは5千億の〈禁忌の魔導書〉を狙う。アッシュはツバキと共に魔導書の持ち主シンシアの屋敷を訪ねる。魔導書の存在を確信したアッシュは、灰仮面として屋敷に忍び込むのだった。しかし、魔導書を盗み出そうとしたところで、ツバキが裏切る。アッシュは危ういところをシンシアに救われ、屋敷で働くことになるのだった。アッシュに甘えていいといってくれるシンシア。しかし、シンシアはおじのメビウスに連れて行かれるのだった、というストーリー。22話と短いが、よく纏まっていて山場もあり、面白かった。続きがあるなら、アッシュがシンシアと共に王国を倒壊させるという野望を叶えていく物語が是非読みたいと思う。