大人になる直前の、ほんのちょっとの未練を置き去りにする少女

このレビュータイトルで良かったのかな?と思うところありますが、このレビューを読んでいる人にも是非とも感想を聞いてみたいです。制服時代への未練は断ち切ったのか、消化して飲み込んだのか、置いたままにして前へ進んでいったのか…

成人式を控えた主人公は同窓会に誘われる。
何気ない友達同士のLINEのやり取り…しかしそこに、過去の秘められた恋の残り香が漂う。

大人になる階段の差し掛かった主人公は、自分の姿に自信が持てずに、取り残されていると感じている…しかし、最後に主人公が取る選択は…?

青春時代最後のジレンマを見事に表現していると思います。私的には、自分の中でそのままに、進んでいったのかなあと思います。