夢、潰えても
……今日はあの日のツール・ド・フランドルを思い出したか。
あれから十余年が過ぎた。
周囲の呼び名も変わった。「若き
自転車選手としてはもう、明らかに下り坂に入った。
しかしこのちっぽけな島国では、その座を脅かすだけの選手はいまだに現れない。
若き日に得られたチャンスは少なく、そしてそれをものにできたことはついになかった。
若き日に抱いた夢は、とうに
砕けた夢の
もう着る意味も分からなくなった、
先頭を走る者が常に正しい ~雪風のフランドル~ 飛鳥つばさ @Asuka_Tsubasa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます