第16話 あとがき。
ご無沙汰しております。
さんまぐです。
今回の「不幸との付き合い方。」ですが、書き初めは「ウチハル。」よりも先だったのですが、第10話の高柳始が専外寺に行く所でその先の流れがコレでいいのかと思ってしまい、結局、「ウチハル。」「同窓会。自信のない俺が再会した2人の元同級生。」「グラタン。」「鈍感男は魔王退治を優先する。」を挟んでから書き上げました。
エンディングに関しては前作の後書きで書いた片方の案を無事採用しました。
もうひとつの案だと高柳始は藍乃と別れる事に躊躇してしまい、山奈円への想いを我慢して命を断って高尾一を幸せにしてしまうものでした。
そしてこのエンディングの悩みどころは二つあって、山奈円が高柳始と結ばれても高齢出産の危険が伴う事と前も書きましたが藍乃の幸せについてでしたが、藍乃に関しては作中にもあった旅人になって高柳の慰謝料を貰って終の住処を見つけられるようになり、山奈円の方はご都合主義ですが高尾一の不幸が無事に元気な子供を勘弁してくれと思う程に産ませてくれます。
作中は2000年代前半を意識していて、ネット明瞭期だったりします。
ソーシャルネットワーキングサービスも出始めでブログもこれから流行る時です。
続けるとしたらスマホと実名SNS、後は動画配信者の事も書けるかも知れませんが、山奈円と高柳始は還暦で、高尾一と山田満はアラフィフです。
前作のあとがきではこれも続けられたら何回か続く作品にしたいと書きましたが案外これで終われると綺麗なのかなと思いエンディングを書きました。
それではまた。
次作でお会いできたら幸せです。
2023/09/23清書を終えた日。
さんまぐ。
不幸との付き合い方。 さんまぐ @sanma_to_magro
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