2023年7月5日

ミデン

2023年7月5日

2023年7月5日、東京の高校生・山田太郎やまだたろうは、夏休みの宿題を済ませるために図書館に行きました。しかし、そこは不思議な本棚の世界に変わっていました。本棚の間を歩くと、様々な時代や世界に飛ばされるのです。太郎は興味で本棚を探検しましたが、やがて迷子になりました。出口が見つからないのです。


そんなとき、太郎は一冊の本に目を留めました。「2023年7月5日の物語」というタイトルでした。太郎はその本を開きましたが、そこには自分の名前と顔が書かれていました。その本は、太郎が図書館に来たことから始まり、本棚の中で冒険することまで描かれていました。太郎は驚きと恐怖でその本を読み進めましたが、最後のページにはこう書かれていました。


「この本を読んだ者は、二度と元の世界に戻れない」


太郎は慌ててその本を閉じようとしましたが、もう遅かったです。その瞬間、太郎の周りの空間が崩れ始めました。太郎は叫びながら本棚の中に消えていきました。


その後、図書館には「2023年7月5日の物語」という本が残されていました。その本を開くと、最初のページにはこう書かれていました。


「この物語はフィクションです。登場人物や出来事はすべて架空であり、実在のものとは関係ありません。笑える夏が来るのはいつの日か?」



おしまい

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

2023年7月5日 ミデン @miden

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ