概要
骨箱に収まった人はあなたにとって何者なの?
混んでいる新幹線の車内。ただ一つの空席の上には骨箱が置かれていた。骨箱の持主と思われる初老の婦人がその横に立っていた。
骨箱の隣席の人が「座りませんか」と婦人に促したが、婦人はきっぱりと断った。それどころか、弁当も通路にしゃがみ込んで食べ始めるのだった。……。
1978年執筆
骨箱の隣席の人が「座りませんか」と婦人に促したが、婦人はきっぱりと断った。それどころか、弁当も通路にしゃがみ込んで食べ始めるのだった。……。
1978年執筆
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?