インパクト大の

導入から始まる物語でした・・・！
あらすじにある通りの内容でありながら、1話目の衝撃は大きい反面、逆に安心して読み進めることもできるのでは・・・と前向きに考えることさえもできるかもしれません！

とても壮大な物語でありながら、語り手である主人公の喋りがとても読み手の心を多角的に和ませてくれるため、必要以上の緊張感を強いられることはありません！

個人的に綿密な描写に支えられた心情の揺らぎがとても読んでいて癖になりました！
本筋は言わずもがな、本筋に入る導入段階の時点で、勉強に追われながらもつい手を伸ばして・・・伸ばすどころじゃなくて・・・いや、もう引けないだろ、という移り変わりが主人公の悲壮感とは裏腹になぜか心を温かく包み込んでくれるように感じました！

目的に至るための物語が壮大であればあるほど、1話が惹き立つという見事なストーリー。みなさんもご覧になってみてはいかがでしょうか？