切ない、なあ。
- ★★★ Excellent!!!
「メドゥーサの失恋」の後日譚。
ではありますが、未読でも、(一応は)読めます。
主人公の女性は、人生に傷つき、愛する相手の人生の為にその手を離した過去を持ちます。
それは、自分で選んだことだったけれど……。
ざざあ……ん。
ざざあ……。
波音を聴きながら。
ざざあ……ん。
ざざ……。
ただ一人、あの人のことを思う。
そんな一時。
文章のそこかしこから、胸が締め付けられるような切なさと、寂寥感と、潮の匂いを感じます。
ぜひ、ご一読を!