どうあっても先へと続いてしまう道が、明るい光で照らされていて、きっと良かった。
⬆️この一言がもう胸に来ます……
きっと、と入ってる部分が弐千佳さんらしいなと。有瀬くんの存在なしじゃ、彼女はこう思ってもいなかっただろうし、自分とちゃんと向き合うこともなかっただろうなと。彼にとっても、彼女にとっても、世界が変わるような出会いでもあり、最高最強犬猫コンビですね……😭😭
作者からの返信
コメントありがとうございます!
これまでの弐千佳は兄のことを重く背負って、何をするにもどこか自罰的、自縛的でした。人生が続いていくことも、罰のように感じていたはずです。
だけど有瀬くんと歩む道なら、未来が明るく思えるのですよね。こんなに救いをくれる相手とはなかなか出会えませんね。
有瀬くんもまた、弐千佳の傍にいることで自分の立ち回りがはっきりして、先を見通せるようになったと思います。
ほんと、最高最強犬猫コンビ(いい響き!)です!
一人ではないということの尊さが、胸に沁みた章でした……! 有瀬くんの明るさは光で、道標で……ふとした瞬間に、暗いほうへ意識を引き寄せられたとしても、きっと帰るべき場所を思い出させてくれるんだろうなと思いました。この世界が、帰るに値する場所だと教えてくれた有瀬くん、お手柄ですね。花火大会のくだりで喜んでる姿にほっこりしました( *´艸`)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
一人じゃない、それを最初に教えてくれたのは兄だったんですよね……だけど、有瀬くんが塗り替えてくれたと思います!
弐千佳は今後も闇に惹かれることがあるかもしれませんが、きっともう大丈夫ですね。
有瀬くんの嬉しいことをストレートに喜べる姿勢は、たぶん弐千佳が一番絆されてきたところなんじゃないかなと思います(*´-`)
編集済
ものすごく陰の気に満ちた重い回でしたが、最後は光に満ちたラストでホッとしました。弐千佳さん、傷ついた自分も受け入れてやっと前を向くことができそうですね。
お兄さんも妹を守ってあげたい気持ちは本物だったのと思うのですが、ちょっとあまりにも印象が悪すぎて今後生理用のナプキンを変える度に「壱夜か」って思っちゃいそうです(笑)
でもお兄さんの魂を祓うと同時に、過去の自分とも決別できたようで良かったです。(決別…はできていないかもしれませんが、受け入れる覚悟ができたという意味で)
有瀬くんは無自覚でもちゃんと欲しい言葉をくれるので、弐千佳さんの良いパートナーになってくれそうですね。有瀬くんの言葉は九字を切るより闇を祓う効果がありそう(?)
残り一話、寂しい気持ちですが拝読してまいります!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
どんな傷や闇を抱えようと、それも弐千佳の一部なのですよね。
これまでは重く背負って生きようとしていましたが、これからはちゃんと受け入れた上で前を向いて歩いていけそうです。
>今後生理用のナプキンを変える度に「壱夜か」って思っちゃいそう
めちゃくちゃ笑いました!
あの時期って憂鬱ですが、悪いものを排出したと思ってスッキリしましょう!笑
有瀬くんは「そんなことしなくていい」とは言わず、弐千佳の選択を肯定した上で丸ごと受け止めてくれる人です。
二人一緒なら、これからもきっと大丈夫です!
花火を見ていたころの兄ちゃんでいてくれたらよかったのにな。
残念ながら過ぎてしまった出来事は変えることは出来ませんね。
今を、未来を弐千佳さんと有瀬君が前に進んでいけるのを改めて感じることの出来るエピソードでした。
あ、犬猫クリーンサービスに改名の際にはにっこり笑わせていただきます。
実現は難しそうですが(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
楽しい家族の思い出も、確かにあったんですよね。
一番辛い時にお兄ちゃんが助けてくれたことだって、事実なんですよね。
だからこそ、余計に傷となってしまったんでしょうね……
でも今は有瀬くんが自然に隣を歩いて、ちゃんと一緒に進むべき方へと寄り添ってくれますから。
犬猫クリーンサービスになるかはともかくですね(ロゴくらいは犬猫にしてもいいかも)笑
凄まじき兄の執念、恐るべし。
お兄さん、幼い頃は妹想いのお兄ちゃんで、弐千佳さんの拠り所だったのは確かなんですよね。一体、どうしてあんなにまで歪んでしまったのか。モラハラメンヘラストーカー。強烈な自己愛も感じます。
クソ父の影響もあったのではないかと、私は睨んでいます。勝手に。
それにしても、有瀬くんの逞しさよ! 乙女ワンコだけど!!
そういえば彼、近況ノートのイラストでもフローリングワイパー担いでましたっけね。うちにもフローリングワイパーありますけど、これからは陽の気を纏ったエクスカリバーだと思うことにします。
……な〜んてふざけてますけどね。涙と洟でティッシュの塚を築いてますよ、もう………
この二人、結婚してほしい……(;ω;)⊃【御祝儀】
作者からの返信
コメントありがとうございます!
過去、弐千佳にとって兄が救いだった事実は変えようもないんですよね。
兄の方も妹が「守ってあげなきゃいけない存在」だったことは間違いないんですが、「弱い妹を守る自分が好き」からの「妹は弱くあるべき、自分に従うべき」に行ってしまったのかなと。
家そのものの雰囲気の影響もあったと思います。父親が絶対という。
有瀬くんは逞しいですね。柔軟だし、優しいです。乙女ワンコU^ェ^U笑
イラスト、見てくださって嬉しいです!フローリングワイパーを陽の気のエクスカリバーだと思えば、日頃のお掃除もちょっと楽しくなるかも?!
深く感じ入っていただけて嬉しいです。゚(゚´ω`゚)゚。
ね、もう結婚したらいいよ……!
ホーム・スイートホーム。「ここ」が、二人の場所。早くも二人の新居が見えます(笑)。陽の光が眩しい素敵な場所。
因縁の事故物件も、二人にかかればきっと幸せな場所に変わっていきますね。
エグいシーンも多かったですが、有瀬くんの眩しさに救われました✨
連載お疲れ様でした♬
作者からの返信
友香さん、ラストまでお読みくださり、ありがとうございます!
二人が一緒にいられる場所が、いろいろな意味で「ホーム」なのでしょうね。二人の新居(*´Д`*) もう一緒に住んだらいいのに〜!笑
この先どんな事故物件の依頼が来ても、この有無コンビで明るく楽しく浄化していけるはず!
結末まで見届けてくださり、本当に嬉しいです!改めまして、ありがとうございました!!
本当に有瀬くんがいて良かった……と思いました。
有瀬くん、本当に良い子で、きらきらとしていて眩しいです。
そして弐千佳さんが最後まで戦う姿が本当に格好良かったです……!
弐千佳さんが思い出した夏祭りの場面では、お兄さんが歪まずにいられたら……とじんわりとしてしまいました。
最後にわんこのような有瀬くんに和みました。いつまでも健やかな君でいてね…と思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この因縁の案件で、弐千佳一人だったら……と考えると恐ろしいですね。有瀬くんがいなかったら、きっと兄の口車に乗せられて引き摺り込まれていたと思います。
弐千佳をカッコいいと言っていただけて嬉しいです(*´ω`*)
壱夜も、何も初めから歪んでいたわけではないと思うんですが……少なくとも子供の頃は弐千佳にとって救いだったはずなので、それを考えるとやるせないですね。
今後はワンコな有瀬くんと一緒に、まっすぐ前へと歩いていけるはずです(*´ー`*)
前エピで、有瀬くんの「人生預けたいのは」ってセリフにグッときつつ、それプロポーズでは?なんて思ってたのが、
今エピでも生に繋いで引っ張る形に輝いて、さらにグッときました!
「人生に対する責任と覚悟がある」って、すごく生きるって感じがします。
お兄さん闇堕ちしちゃいましたけど、当時の弐千佳さんの傍にいてくれた彼は、やっぱり弐千佳さんにとっては光で、救いであったことも事実だったんじゃないかなと思います。
兄や過去の自分と向き合った後の「向かい合わせでフローリングに正座」の「向かい合わせ」という言葉が心に響きます。
弐千佳というキャラやイメージを固めてきた弐千佳さんですけど(無量弐千佳のできあがりとか、イメージが崩れるとか言ってたシーンが思い出されます)、自分が何を嫌と思って、何を欲しいと思うのか。
これからは蔑ろにせず、己の気持ちと向き合っていけるだろう心境の変化に、良かったー!という気持ちでいっぱいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
やはりあのセリフ、プロポーズに聞こえますよね笑
>今エピでも生に繋いで引っ張る形に輝いて
わーー嬉しい(*´◒`*) ギリギリの状況で繋ぎ止めてくれるものは何なのか、弐千佳の一番大事なところに有瀬くんの存在がフックしているんですよね。
自分の人生は自分のもの。信頼してくれる誰かがいるなら尚更ですね。
でも仰る通り、幼い日の辛かった時に救ってくれたのが兄だったことは、動かしようのない事実です。光だったことに間違いはないはず。
だから余計に、拗れて歪んでしまったことが哀しいですね……
「向かい合わせ」を拾ってくださったのも嬉しいです!
ごはんシーン、最初の頃はカウンターで横並びだったのが、いつの間にか向かい合わせが当たり前になっていました(*´∀`*)
弐千佳は、五年前から一人になって、「揺るがない強い自分でいたい」と思ったのでしょうね。
でもこれからは弱いところもさらけ出せる相手が隣にいるので、きっと大丈夫ですね。
きみどりさんが弐千佳の心情に寄り添ってくださって、とても温かな気持ちになりました(=´∀`)
あぁぁぁあ!!
お兄さん…何かしら弐千佳さんのトラウマみたいになってるんだろうなって思ってましたが、ずいぶんヤバいやつでしたね。狂ったイケメンってこわい。
でも彼もきっと最初は倉庫に閉じ込められている妹を純粋に心配していた……はず、だと思いたい。
お兄さんとの決別も無事に終わって、弐千佳さん、ここからは少し光の射す道を歩いて行くのにも抵抗がなくなったんじゃないかなーなんて。
お兄さんを払うときの呪文で、「前」と「前」が重なるの、カッケェ!(有瀬くん風に)
犬猫クリーンサービス…機会があれば利用したいですね!
(そういう機会はないにこしたことはない)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
兄、相当ヤバい男でしたね。ここまでのヤンデレを書いたのは初めてでした。でも美形なのでビジュアル化したらそこそこ人気が出る気もします(?)
彼も初めのうちは、弐千佳を可哀想だと思っていたと思います。でもある意味「可哀想」って上から見下ろす感情なんですよね。血族の特殊な雰囲気もあり、そこから変なふうに拗れてしまったのかもしれません。
最後の九字切り、ここ一番のシーンでした!お褒めいただけて嬉しいです(*´∀`*)
これからはきっと二人で一緒に進んでいけますね。
月音さんも事故物件でお困りの際は、ぜひ犬猫クリーンサービスをご利用ください🦮🐈⬛笑
有瀬くんの台詞、弐千佳さんにちゃんと届いてたー! キャー!!///
本当に、壱夜さんと真逆のようなことになってしまったけど。それでも弐千佳さんは家族のことも家業のことも受け容れてきたんだなあと、改めて思いました。
受け容れて、吐き出して。再生されたこれからの弐千佳さんが、幸せであればと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ちゃんと届いてましたね!たぶん師弟関係的な意味合いで解釈してますが完全に届いてましたね!(*≧∀≦*)
持って生まれた性質としても、弐千佳は受け入れて溜め込みやすいタイプなんですよね。
そのこと自体を否定するのではなく、丸ごと受け入れてくれる有瀬くんの存在があるからこそ、歪まず再生できたと思います。
これからも二人は隣同士で歩いていけるはずです(=´∀`)
こんにちは。
なんだか今回は弐千佳さん自身が浄化されたような気がしますね。浄化したのは有瀬くん。彼がいなければ、弐千佳さんまで闇に落ちていたかもしれません。
そう考えると、第一話からずっと、少しずつ弐千佳さんを浄化していたのかも、、と思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
今回は、弐千佳自身が根幹から浄化される案件でしたね。有瀬くんがいてくれて良かったです。
>第一話からずっと、少しずつ弐千佳さんを浄化していたのかも
実は第1章で既に「だんだん有瀬くんのペースに慣れてきている」というようなモノローグがあったんですが、その頃から光に引っぱられてたのかもしれませんね(*´-`)
編集済
うわぁ……!!有瀬くん!弐千佳さん!!
暗闇に引きずりこもうとするお兄さんと、光側に弐千佳さんを引き上げる有瀬くんの対比にやられました。一人で祓っていて自分なんてどうでもいいと思っていた昔なら、弐千佳さんもずぶずぶ引きずり込まれたかもしれませんが、土壇場で有瀬くんの存在を思い出したのがぐっと来ました。
焼きそばにうるうるしました。すごく今更なんですが、共トワ共エンのときにこっち側でこっちのものを食べることでこっちとの繋がりを作る、というのがありましたが、有瀬くんの手作りごはんも弐千佳さんを繋ぎとめるごはんだ…と思いました。最高でした😭
ありがとうございます!終わってしまうのがすごく寂しいですが、エピローグも楽しみにしてます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
壱夜と有瀬くんの対比に触れていただけて嬉しいです!弐千佳から見て、真逆のタイプの二人なんですよね。
仰る通り、以前の弐千佳だったらここで兄の口車に乗って闇に引き込まれていたと思います。ギリギリのところで有瀬くんの存在がキーになりましたね。
ちゃんと現実世界に戻ってきて食べる焼きそば。簡単なものでも、出来立てで温かいものはホッとしますよね。
食べ物と現世とのつながり、思い出していただけて嬉しいです(*´꒳`*) こうやって生きる温かさを実感できる有瀬くんのごはんは、弐千佳にとって大事なものですね!
寂しいと言っていただけて、本当に感激しています。私も寂しいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
残すところあと1話、最後までお楽しみください!
流されそうなところに前回の有瀬君のセリフ、とても印象深かったけど、ここで救ってくれるとは。彼は気だけでなく発する言葉にも陽のエネルギーを持ってますね。
自分の中に巣食う敵が一番怖い。弐千佳さんが全身全霊で戦う姿、強い覚悟がかっこよかったです。
切ない花火の記憶も、有瀬君が明るく照らし直してくれそうです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
あの有瀬くんのセリフを窮地で思い出すという、弐千佳がこれまで避けていた他人との関わりこそがキーになりました。有瀬くんの陽の力をちゃんと受け入れられましたね。
弐千佳の覚悟を感じ取っていただけて嬉しいです!積極的に前へ進むには勇気と覚悟が必要ですよね。
この先で何が起きても、有瀬くんが隣にいれば大丈夫なはずです!
>もう一度、何もかも受け入れてあげる
お兄さんとのこともふくめて、弐千佳さんですもんね!
>男に触られたりとか、ヤだったかも
空気読めなさそうな見た目(シャツの柄とか)だけど、実際は気づかいもできる優しい人なんですよねー。
有瀬くんって(●´ω`●)
>昼メシできましたよー
終わったー!って感じがするセリフ!
なんだかホッとしますね☆
作者からの返信
コメントありがとうございます!
生まれ持ったものも、傷も、全部が弐千佳ですもんね。過去があるから今がある。
有瀬くんは「相手の嫌がることはしない」を徹底する人ですね。見た目はチャラくてもジェントルマンです。
最後はやっぱりごはんの時間!ホッとしますよねー(●´ω`●) ちゃんと生きている、という感じがしますね!
九字を切る弐千佳さんもとっても格好良かったんですけれど……っ!(*´▽`*)
>俺は更にその弐千佳さんを受け止める人やりますね
有瀬くんのこの台詞に惚れちゃいました……っ!(≧▽≦)
この二人はお互いに支えあって前を向いて進んで行けるところが本当に素敵だなぁと思います~(*´▽`*)
あと1話で終わりだなんて、寂しいです……っ!(><。)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
最後の九字切りは、弐千佳の抱える想いを全て込めました。かっこいいと言っていただけて良かったです(=´∀`)
そして有瀬くんのセリフも!
最初もうちょっとキザな言い回しにしてたんですが、サラッと軽い調子で言うのが彼らしいかなと、こういう感じになりましたU^ェ^U
本作も残すところエピローグのみ。最後までお楽しみいただければ幸いです!
魂だけになっても、妹の弐千佳さんの身体を乗っ取ろうとする壱夜の執念たるや、怨念にも似た狂気は凄まじいですね。有瀬君、良いパートナーでよかった。太陽の気を持ちながら、邪を祓してくれるホントゴールデンコンビ?ですね。
人の心の奥底に住む、光と闇。堪能しました。ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
壱夜は本当に執念深かったですね。有瀬くんの存在が弐千佳をこちら側に繋ぎ止めるキーになりました。
弐千佳と有瀬くんは、本当にベストパートナーになってくれましたね。これからどんな困難が訪れても、きっと大丈夫(●´ω`●)
あと1話で完結です。見届けていただけると幸いです!
祓ってもなお、弐千佳さんの身体と人生を乗っ取ろうとする兄貴……!
ここに有瀬くんがいて本当に良かった!
有瀬くん、弐千佳さんを窮地から救っても、男に触られたことを不快に思わせたんじゃないかと気遣うジェントルマン!
素晴らしいです(*^^*)
このエピソードの冒頭は暗く重かったのに後半はパーッと明るくなるコントラストが良いですね♪
エピローグも楽しみです!(^^)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
完全沈黙したと見せかけて、この展開を待っていた可能性はありますね。
有瀬くんの存在が大きかったです!
壱夜がクズだった分、有瀬くんの紳士ぶりが引き立ちますね。
チャラく見えても、そういうところはきちんとしています。満点。
重い展開もありましたが、最後はやはり清々しく終わることができました!
エピローグもぜひお楽しみに(=´∀`)
死人にくれてやる人生なんてないんですよねぇ。
妹が生まれた時点で、ゆくゆくは魂を繋げる前提があったら、そりゃあ自分好みの妹にしたいよね性格歪むよねと、壱夜にも理解できるところある。けどそれはそうとしても、生前、弐千佳さんと向き合ってたらあんな結末にならずにすんだかもしれないから、責任を押し付けるのはやっぱりダメなやつ。
前に進むための九字の解釈は斬新でも、すごい弐千佳さんらしくしっくりきました(๑•̀ㅂ•́)و✧カッコいい!!これは安吾くん、惚れ直しちゃったでしょ。きっとこれからも何度でも何度でも惚れ直しちゃうんだろうなぁ(⌒▽⌒)
弐千佳さんも受け止めてくれる人ができてよかったね!!!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
本当にその通り!ちょっと危うかったですが、有瀬くんの言葉を思い出せて良かったです。
>生前、弐千佳さんと向き合ってたらあんな結末にならずにすんだかも
これ、仰る通りで、弐千佳は壱夜を慕って信頼していたわけなので、歩み寄り方によってはすんなり受け入れられた可能性もあったんですよね。
九字切り、お褒めいただけて嬉しいです(*´∇`*)
その時の自分の強い気持ちを乗せたら、一番効果が発揮できるかもしれません。
有瀬くんはたぶん、こんなに強い人が自分を頼ってくれたので、もう限界超えて骨抜きになりました笑
これまで一人で何もかも受け止めていた弐千佳ですが、今度から有瀬くんがしっかり支えてくれますねU^ェ^U
こんばんは。
九字の文言と心の声のシンクロ、恰好良くてイイてすね!
>こんなことになったのは弐千佳のせい
いやまあ違うとは言いませんが、さらに元を正せばっていう。納得しかけ、あわや身体を明け渡しそうになったのは怖かったです。
幼い頃から今まで、弐千佳さんの価値観やものの考え方は色々と変遷があったはずですが、原初の記憶みたいなお兄さんのことは別格ですよね。
結果として現在の形になったものの、傍に居て欲しい時に居てくれた人は特別に決まってます。
でもそれも安吾さんのおかげで抜け出せましたね。掃除屋さんをやめて動物病院なのかペットショップなのか、トリマーかもしれませんね。
「何屋さんなの」
ビシッと切れ味のいいツッコミが出てホッとしました。
お祭りいいですね。私も人混みが苦手なのであまり行ったことがないですけれども。
エピローグはお祭りでしょうか。それとも例の先生のところへお礼参りでしょうか。
あと一話とは、寂しいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
クライマックスの九字切りが一番の見せ場になると良いなと思って書いたので、そう言っていただけて嬉しいです(*´∀`*)
ここへ来てしつこい壱夜。危なかったです。
>原初の記憶みたいなお兄さんのことは別格
>傍に居て欲しい時に居てくれた人は特別に決まってます
そう、そうなんです……!
兄が弐千佳にとって特別で大切な存在だったことは間違いないんですよね。
だからこそ、その想いを裏切られたことが辛かったと思います。
愛憎入り混じった想いを断ち切れたのは、有瀬くんのおかげですね。
犬猫クリーンサービス、どう考えてもペット関係です。
というか、有瀬くんはゴールデンレトリバーと言われたのをナチュラルに受け入れているんですよね。笑
お祭りは有瀬くんと一緒なら楽しく回れそうです。たぶん、人混みなどでもいろいろ気遣ってくれるでしょう。
エピローグはちょっと意外な人が出てくるかも?
あと1話、私も寂しいです(´;ω;`) 最後までよろしくお願いします!
「臨、兵、」って、呪文を唱えていく箇所、泣きそうでした。
感激で、静かな戦いが最高で、ほんと素晴らしい作品だと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
九字切り、せっかくなので弐千佳らしくカッコよく決めようと思いました。泣きそうになったとは、すごく嬉しいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
精神的な戦いの話なので動きの派手さはないのですが、最高と評していただけて、書いてよかったと思いました!
はー、いい終わり方。本章もパリッと決まりましたね!
なんとなく、思いました。
変化の物語なのかなーって。生きてる人間はたえず変化しますよね。ただ呼吸しているだけでもカロリーって使われますし、その分細胞が使われてまた新たに生まれて、人に限らず生き物ってずっと変化します。
一方で死せる者は変化できません。単純に代謝活動を生命活動と捉えるともう代謝することない死者は変化しようもなく、また生前の念に囚われ続けるのも「変化」とは遠いどころか「変化」を拒んでいるかのようです。
もしこの小説が、死者に「変わるきっかけを与える」、「変化へと導いてあげる」物語だとしたら、とてもしっくり来るなって。
九字切りの「前」で前に出ようと覚悟するのがとてもかっこよかったです(また『行』で解釈しても前に進む感じになるから燃えるんだな……)
ただそんな仕事に取り組む中で、従事者自身、弐千佳さんと安吾くん自身にも「変化」が求められますよね。ただ生きてるだけでは起こらない、日常を超越した変化が求められます。
この章で弐千佳さんは、その「超越した変化」ができたのかなって思いました。それまで根幹を押さえられていた暗い記憶に、でも手放したくない、手放せない家族の思い出に、別れを告げて一歩前に出る、そんな物語になったのかなって。
僕も病気のせいで長らく実感がなかったんですけど結婚自体は五年前くらいにしてて、昨年ようやく挙式と新婚旅行に行けたのですが、この覚悟の決め方って結婚する時のものにも似てますよね(なんて言うと弐千佳さんに睨まれるか)それまでの思い出や記憶、悲喜交々を一旦全部受け止めて、自分を決めてから相手と向き合って、共に人生を歩む感じ。今回弐千佳さんがやったことととても近いんじゃないかな。僕はこの回に昔プロポーズした時のことを重ねました(何故か妻にはプロポーズとしてカウントされてない謎の告白みたいになってるのですが……)。
にしても壱夜さん、さんざん弐千佳さんに注入した暗い念を最終的に排出する形でクリアにされるってなんだかな……こう、男ってやるせないですね(まぁ、男も男で金払ってでも対処して欲しい性欲という業を抱えてるんですが)。せっかくという言い方も違うんですが、「自分の暗い欲求」を弐千佳さんに注ぎ込みまくった挙句「弐千佳さんの感情」として外に捨てられるのって、じゃあもともと壱夜さんが抱いた暗い感情の出どころは何だったんだっていう……まぁそこは、それこそ「お金払ってでも」だったのかな。
これを機に、兄弟間の性的虐待について調べてみたんですが、傾向として「夫が妻を権力や力で支配している家庭」に「兄×妹」が起こりやすいそうです(あくまで傾向なので例外多数)。なんとなく、弐千佳さんの家庭が見えてきたような。厳しいお父さんだったっぽい雰囲気ありますもんね。
なんかこう、歪んだ男社会の縮図と言いますか、すずめさんこういうのに切り込むのもお上手ですよね。そもそも男なんてか弱い生き物なんだから守ってもらって然るべき……え? 出生確率?
(男の方がわずかに生まれやすいそうです。数が多いので多少身体を張ってでも前に出ないといけない……のかも?)
変化した弐千佳さん、変わらない壱夜さん、そして変化のきっかけ、まさしくこの物語の核となった安吾くん。とても綺麗なシーソーでしたね。この辺りのキャラ相関のバランスもさすがでした。
はぁぁぁぁぁもう終わっちゃうのぉぉぉぉぉ? 嫌だよぉ、寂しい……。
フライングロス……でもすずめさんはもう味わってそうですもんね。僕も噛み締めることにします……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
最終章、弐千佳の過去もきっぱり清算して終われました!
「変化の物語」と表現してくださって嬉しいです。
実は序盤の1-6で、「変化」ということについて触れている箇所があるんですよ。弐千佳が「だんだん有瀬くんのペースに慣れてきている」ことから、生きている自分を実感するという。
飯田さんも仰る通り、死者の時間は止まっているんですよね。どうにも動けない彼らの魂に良い変化を与える話と、まとめることができると思います。
九字切り、せっかくなので最後はとびきりカッコよくしようと思ったのでした!
この章は弐千佳自身が大きく変化するエピソードでしたね。
同時に、有瀬くんもそんな彼女を上手く支えられるように成長しました。
バディの形がしっかり決まり、二人で前へ進めた。プロポーズの例えは言い得て妙ですね。
壱夜も哀しい人ですよね。「可哀想な妹を守って愛してあげる自分」でいることで、自意識を保っていたのかも。
>傾向として「夫が妻を権力や力で支配している家庭」に「兄×妹」が起こりやすい
これは興味深いです。女は従えるもの、という頭でいると、血の繋がった女きょうだいもそういう対象になってしまうんでしょうね。
男性と女性ではそもそも身体の作りが違って、それによる向き不向きは絶対にあるので、そこを互いに受け入れて上手く折り合っていけるのが良いんじゃないかなと思います。
本作、説教くさくならない程度に多様性の匂わせというか、ジェンダーロール的な意味合いで男女を決めつけすぎないようにしました。弐千佳が理知的だったり、有瀬くんの特技が料理だったり、とか。
持って生まれた性別はともかくとして、それぞれ生きやすい生き方ができるといいなと。
ロス……ロスですよね、私も迫ってきてます……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 一緒に悲しんでくださって嬉しいです……!
あと1話、エピローグもぜひお楽しみに!
編集済
とても良かったです。まさに月と太陽、いや北風と太陽ですね。有瀬くんの暖かさが、にちかさんの心の黒い衣を脱がせてくれます。
作者からの返信
祭人さん、ラストまでお読みくださり、そして素敵なレビューもいただき、ありがとうございます!
最初は調子を乱されていた弐千佳でしたが、今やすっかり有瀬くんがなくてはならない存在になりました。
今後も二人はこんな調子で事故物件の浄化を続けていくことでしょう。
たくさんのコメントからも、本当に楽しんでいただけていることが伝わってきて、すごく嬉しかったです!
改めまして、ありがとうございました!!