ぞっとするほど美しい、”月光”を繊細な感性で表現した、旋律奏でる文章
- ★★★ Excellent!!!
ベートーヴェン ピアノソナタ14番 「月光」と、僕と彼女。
とにかく読みやすい文章。
「月光」への、作者さんの繊細な感性で綴られた音を奏でる文章は、読み手をぐんぐんと「月光」の世界へといざなっていきます。
気づけばその旋律に心を掴まれて、感情を大きく揺すられることでしょう。
音楽を題材にした小説で、読んでいて本当に旋律が聞こえてきたという経験は、この小説が初めてです。
終盤にさしかかるにつれて、どんどんと鳥肌が立ちました。
短いので短時間で読めます。
小説で聴く「月光」の世界に、浸ってみませんか?