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白鷺緋翠

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 砂浜で空へ行こう


 白い音が静寂に溶けた


 光り輝く星々が太陽に照らされて


 方舟の奇跡は何処に


 乗るは希望か夢か──


 崩れ落ちた幻想


 影の手は行方知らず


 そらへ昇ることまだ許されず


 今宵は月が隠れる


 春の訪れは未だ無し


 暗闇に櫻一枚


 星が見えぬ夜、手の中の星は光を失う


 掴めぬ砂浜の上で。

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小説タイトルを入力… 白鷺緋翠 @SIRASAGI__HISUI

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