設定資料
1章的なのが終了したのでここで一旦ストップです。
ダンジョン
地球の負のエネルギー(通称負の魔力)を浄化するために地球が生成する超巨大な植物。
感覚的には光合成のように負の魔力を取り込み正の魔力へと変換させる機能を持っている。
はるか昔から地球に存在している
植物内と言ったが、ものによって形状は変わっており、中に階層分けされた空洞が存在している(通称ダンジョン)。上に登っていくものや地下に降りていくダンジョンが存在している。
とは言ったものの、実際は入口しか存在せず地下空間が存在したりダンジョンが空に向かって伸び続けている訳でもない。
自浄作用でしかないため別世界からの干渉であったりと言ったファンタジー的な要素は特に存在しない。
ダンジョンと呼ばれる植物の中ではモンスターと呼ばれる負のエネルギーの濃縮体のようなものが生成されるが、このモンスターを殺害することで負のエネルギーが消失、正のエネルギー(通称正の魔力)の塊、「魔石」と称される物体だけが残る。
自浄作用、と言った点でもわかるようにダンジョン内で出現したモンスターを倒す為のモンスターである「キラー」がダンジョンには一体存在しており、人間が干渉せずともダンジョン単体でも正のエネルギーを作り出す働きは十分に機能している。
魔石がダンジョン内に触れた状態で5分間放置された場合ダンジョンが魔石を取り込み魔石から抽出された正のエネルギーを気体に混ぜ噴出する事が判明している
内部で人間が死んだ際も同様の現象が起きる。
一般「魔力」とされているものは正のエネルギーである。
植物であり人工物で無いのでたまにありえないようなえげつないエラーが起きたりする。
ダンジョンに入る際にはギルドのメンバーである証拠を提示しなければならない。
ステータス
人間の適応能力の賜物であり、ダンジョンに踏み入るようになってから少しづつ人間の体が変化し魔臓と呼ばれる器官が発生した事により生まれた力。
個人によって差があり、人によっては「スキル」と呼ばれる能力を所持している場合もある。このスキルは人間の魔臓 と呼ばれる部位によって生成され、人間の魔力を保持する為の器官でもある。
このステータスを詳細に鑑別するステータス確認装置は人類史最も偉大な発明とされている。
数値化されたものであり
体力、力、防御力、速度、体内魔力(体内にある正のエネルギーの容量)の5種類がある。
スキル
人間の個人差で出現する能力
スキルとして有名なものだと「身体強化系」や「魔法系」などが存在する。基本的にこの能力は正のエネルギーを自身の力に変換する能力であり、能力を使えば使うほど体内から魔力が消費されていく。
魔力を回復させるには時間を置くか魔石を体内に取り込むか、の二択が多く使用されている。
魔石を取り込んだ際の魔力を使用するとそれは同量の負のエネルギーに変化する。
魔力を使わないスキル等も存在
稀に2種類のスキルを持ち合わせる「ダブル」
と呼ばれる人間が居る。
ステータス確認装置
ステータスやスキルはこの装置で確認する事が可能。
高価ではあるがギルドに3つ以上の設置義務がある。
魔臓
人間の適応能力により体内に生成された1つの臓器。これにより人間のステータス、スキル等が生成されている。
魔力の保持量も魔臓によって決定されるが保持量は努力で伸ばすことも可能。
呼吸等で自動的に魔臓に魔力が蓄積されていく
魔石
正のエネルギー、通称魔力と呼ばれる力の塊。
基本的にダンジョンで生成されるモンスターの体内から出現し、現在では多数の動力源やエネルギーとなっており、この作品の舞台である日本の重要なリソースとなっている。
基本的に魔力、とされているのは正のエネルギー
使用するとそれと同量の負のエネルギーが発生する。
負のエネルギー
世界に満ち満ちており、古くには「幽霊」等と呼ばれた存在やその現象の元となっていた事がここ最近判明した。
人間や動物などが無意識的に汚した人間には不可視のエネルギー。
未だ分かっていない事が多く、このエネルギーがどんな悪影響を齎すのか、その多くは判明していない
正のエネルギー(魔力)
負のエネルギーと同様に世界に大量に存在し、人間に対し影響は無い、という事がわかっている。スキル等を使う際は基本的に体内に存在する魔力を使うことがわかっており、中には周囲に満ちた魔力を急速に魔臓に貯めることが可能な人間も存在する。
モンスター
ダンジョンが生成する存在。基本的にはよくサブカルチャーで見るような「ゴブリン」や「オーク」等が生成される。
キラーが基本的に位置する最下層、最上層に出現する事はない。
この世界に存在する古い神話等の生物は基本的にこのダンジョン絡みであったとされている
モンスターの強さはダンジョンの自浄作用の強さによって変動し、ダンジョンが負のエネルギーをモンスターに変換する効率が良ければ良いほどモンスターは強くなる。
植物的な面で言うと気孔が多い植物の方がより多く呼吸をする事が可能、と言ったようなもの
キラー
ダンジョンにおける自浄作用そのもの。
基本的にはダンジョンの最下層(もしくは最上層)におり、定期的にダンジョンを上り(もしくは下り)
本質は普通のモンスターと変わらない。
異常な強さを誇り、通常の個体より赤黒い見た目を持つことが特徴。
人間も敵と認識しすぐさま殺害しようとするので、周期のタイミングでキラーに鉢合わせる事がダンジョン内での人間の死因のトップを占める。
何故かダンジョン内に一体しか存在出来ず、キラーが死んだ場合その1日後に新しくキラーが生成されることが判明している。
強さは基本的に通常のモンスターの10倍から50倍である事が分かっているが個体差がある。
人間が嫌ってキラーを討伐し続けたので自浄作用が追いつかずダンジョン内からモンスターが溢れ出る「オーバーフロー」が発生する、と言った事が発生した歴史があるが、キラーは強いので基本的にそのような事は不可能。
人間からもモンスターからも嫌われるような存在。
エンカウントしないように祈るか発見したらすぐに逃げる事が推奨されている。
ギルドからも基本的に各ダンジョンの周期は告知されている。
オーバーフロー
ダンジョンのエラー、もしくは意図的なキラーの討伐によって発生する災害のひとつ。
自浄作用が追いつかずダンジョンに発生するモンスターの討伐が間に合わなくなった際にモンスターが溢れ出す事を指す
迷宮内怪物討伐連合
通称ギルドと呼ばれるものであり資格等を取るための施設が区ごとに1つ存在している。
ここでステータスの確認や魔石の買取等をしてもらう事が出来る
探索者
正式にギルドに所属している人間。
基本的に金を払えば誰でも取得できる資格の1つでもある
探索者には探索中の記録、画面録画、もしくはライブ配信等が義務付けられており、これは探索者の安全面や危険行為を監視するためのものであるとされている。
記録、画面録画はダンジョンを出た後にギルドに提出しに行かなければならないので大半の探索者からはライブ配信が主な手段として好まれている。
ライブ配信は基本的に追従型のカメラ付きドローンが探索者達のあいだでは愛用されており、電池として魔石をはめ込むことでその代わりがなされている。
探索者にはランクがあり
A+(強化倍率50倍のキラーに勝利可能)
A(強化倍率35倍のキラーに勝利可能)
B(強化倍率15倍のキラーに勝利可能)
C(強化倍率5倍のキラーに勝利可能)
D(モンスターを討伐可能)
E(ある程度は戦える)
F(非戦闘員レベル)
の7種類とされている。
ダンジョンコア
ダンジョンコアと呼ばれるダンジョンの核のようなもの。破壊すればダンジョンも消失する。
増えすぎて邪魔になったダンジョンを間引くために破壊される事はあるが、通常は正のエネルギーを生み出してくれる植物であるので破壊される事は少ない。
その為破壊される場合は悪意を持っての行動によりダンジョンコアが破壊される事が多い。
須佐之男(スサノオ)
主人公が所属することになるチームであり通称は掃除屋
現在のメンバーは主人公を含め6人
チームの一人一人がA+でも上澄みの力を持ち基本的にはダンジョンの異常確認等を政府から依頼される事が多い。
須佐之男の文字通り一人一人が武の神の名前に恥じぬような力を持ち合わせている。
強敵求めてダンジョン攻略~強いならモンスターでも人でも構わない~ @mirrorKaine
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