地獄という表現が

とても似合う冒頭から綴られた物語でした！
導入から感じられる世界観がとても空虚なもので、独白の先に興味を惹かれることでしょう！

その先に広がる世界は絶望が広がっており、構成としてはとてもシリアス調に見えます！
ですが、主人公の癖の強い語りがそんな世界のアクセントの役目をはたしており、読み手が感じる印象をとてもマイルドに中和してくれていると感じました！
かなり謎が随所に散らばっているため、拾い集めながら進んでいく物語ですが、不思議とこの主人公なら！と思えます！

そんな銀河の果てを覗く物語。みなさんも一緒に覗き込んでみてはいかがでしょうか？