アンデルセンの「白鳥の王子」のような、そうでないような、何とも不思議な余韻をあとに残してくれる物語でした。
遅筆とアイデア不足に苦しみながら、だらだらと書き続けております。 ホラーがメイン。
一見すると理解不能ですが、何かを暗示しているように思います。 もっとも、それらが明かされることはないので、想像するしかありません。 おそらくは、各々の感性に任せられた詩なのだと感じました。
お伽話です。白鳥は、どこから来てどこへ行ったのか。そもそも引きこもりの娘とは、誰なのか。どうして彼女は、白鳥の内臓を飼育したのか。なぜ誰も彼も、王子なのか。必然のタガを外した言葉の連な…続きを読む
詩的構造と神話的構成が美しく絡み合う幻想譚。引きこもりの娘が〈兄」を救うため、言葉を失った白鳥衣とともに旅するその道筋は、喪失と選択に満ちた静謐な冒険だ。言葉の余白が豊かで、読み手の想像力に深く訴え…続きを読む
読む前から暗い雰囲気が漂っていて、ドキドキしながら拝読しました。作者さんの文章が淡々と、それでいて刺激的な言葉でつづられていて、先を読み進めてしまいます。
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