重厚な筆致で語られる本格ミステリー

先ず、作者様の知識量と語彙力がハンパないです。
描写も割としっかり目で書籍並みの読み応えがありました。
けど決して退屈はせず読みやすいですし、ハラハラドキドキの連続。すっかり引き込まれて一気読みしてしまいました。

主人公の冷酷さに序盤は多少胸糞が悪くなる部分もあるんですが、ラストではなぜか主人公を応援してる自分がいる。
どんどん好きになっていってるんですよねー。不思議な感覚です。

とにかく面白すぎて終わりを迎えてほしくない作品でした。

映画にしたら面白そうだなと思いました。

わがままを言うと、続編がほしいですm(__)m
お願いします!!