現代の“籠の中の鳥”

わらべうたって、
実は、残酷な過去の事実を歌に託して語り継いでいる…… そんなものもあるって、知っていました?

一説によると、「かごめかごめ」は、春の街に閉じ込められた娘達のことだとか。(諸説あります。)

これは、現代の「かごめ」
逃れたくても、逃れられない。
囲われて、(かこわれて)
囚われて。(とらわれて)

わらべうたの歌詞と物語が、
蕩けるように侵食し、気付かぬうちに絡みつく。

何処かにあっても不思議ではない。
そんな物語。


あぁ…
でも、願わくば、
これからも、無邪気な子ども達の声で、純粋な遊びの中で、
わらべうたが、歌い継がれていきますように。

哀しい過去を繰り返さないためにも。ね。



しまこさん、素晴らしい物語をありがとう!

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