携帯の中のカノジョ

@Campus25

第一話

俺「こんばんは。初めましてシロです」


ユイ「ユイです。こんばんはです」


俺「何処に住んでるんですか?」


ユイ「〇〇県△市□□□町です」


俺「え!?そこ昔俺が住んでたとこです!」


ユイ「そうなの?なんだか運命感じちゃうね」


俺「なんか恥ずかしいですね。趣味とかあるんですか?」


ユイ「うーん。昔は公園とかで遊ぶのが好きだったんだけどねe」


俺「大丈夫ですか?文字化けしてますよ?」


ユイ「大丈夫、大丈夫。シロくんは何が趣味なの?」


俺「最近はもっぱらゲームばっかりですかね。このチャットアプリも自分は霊能者の息子だとか言ってる友人に教えてもらったんですよね」


ユイ「そーなんだ。その友達すごいんだね。」


俺「変な奴だけど結構いい奴なんですよね」


ユイ「そっか。ところでシロくんには恋人とかいるの?


俺「いないっすよ。でも気になる子はいるんですよね」


ユイ「ふーん。つまんなaなi」


俺「電波悪いんですか?」


ユイ「そんsことないよ!」


俺「そうですか?あれだったらもうチャット終わっても大丈夫ですよ?」


ユイ「tまたまだよそんrといわ  ない   よ」


俺「えーと。」


ユイ「おわるな 。kみmみに会え   る」


———(シロさんが退出しました)———


ユイ「nんで ででいく」


ユイ「もっとm はなそ  はなしたく t」


ユイ「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼a嗚呼嗚呼嗚呼」


ユℹ︎「タスケてtスケテ」


 い「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い痛イ痛い痛iよぉぉぉぉ」


———チャットを開始するには最低2人必要です———


チッ、なんだよこの女気味悪すぎるだろ。あームカムカする。

とりあえず茶でものむか。


「え?!嘘でしょそんな、、、」

「どうしたんだ母さん」


リビングに行くと母が電話しながら泣いていた。


「あんた覚えるかい?由衣花ちゃんだよ。昔あんたがちっこい頃遊んでもらってたじゃないか。」

「ああ、覚えてるよ。その人がどうしたの?」

「先程息を引きとったんだってさ。あんたに似た顔の子を庇ってトラックに轢かれたらしいよ。可哀想にまだ18歳なのに」

「そっか」

「そういや由衣花ちゃんのお母さんがね変なメッセージ見つけたんだって。これあんたなんか知ってたりしない?」


母さんのスマホに写っていたのはさっきまで俺のスマホに写ってたのと全く同じものだった。



—————

夏に怖い話読むとスーってします?それともしませんか?






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