誰かを思いやる優しい気持ちの世界線

文章や物語ってすごく個性が出るなぁと思うのですが、こちらの作家さんの小説も唯一無二のおしゃれな雰囲気やリズムがあります。

エッセイやブログのような闘病記とはまた違う、小説としての魅力ある物語です。
喋る猫が登場しますが、本当に猫ちゃんが喋ってたとしても奇跡とは思わなかった。

もしも人生に暗いエラーが訪れた時、まわりの人が優しく思えたら、それはあなたが今まで誰かに優しくしてたからです。
主人公の幸せを願わずにいられなくなる、そんな物語です。