最期の恋
@7lostlove
第1章 "恋"
真面目で優しく、笑顔の似合う貴女に私は恋をした。
人生で7度目の恋だ。
(恋をすることでまた私は孤立するだろう。)
そう考えた私はこの「恋心」を隠した。
(人を好きになれば、また周りから人は消えるぞ)
と、ひたすら自分の心の内に言い聞かせた。
だが私には無理だ。
自分の心に嘘をつくなど、到底できたものではない。
私は距離を縮めようと、積極的に話しかける努力をした。
メールでのやり取りも積極的にやるようになった。
ある日の夜、
(電話しながら勉強しよ〜)
と、Mからメッセージが来ていた。だが、これに気づいたのは次の日の朝。私は酷く後悔した。
だから今度は私から電話を誘った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます