気持ち悪くて、ぬちゃっとかべちゃっとかいう怖さがありました

日常の中にするりと入り込む、おそろしいもの。
そう、するっと入って来るのです。気づいたら、そこにあるの。
そして、日常も人格も「ふつう」も浸食されていく。
ああもう、ぬるりとはりついて、剥がすことなどできない。
そういう、気持ち悪いこわさがあるお話でした。

え? それで? 

そういうこわさでもあります。
さあ、読んでみてください。ぞぞぞぞぞとなりましょう。