伝え合う願いは、すれ違って

狂おしい、ただひたすらに、狂おしい
主人公に意識が無ければ
主人公が神の懐に抱かれてしまえば
きっと、この狂おしい日々は去るのでしょう。

しかし、何かがそれを妨げます。
絶望の海に灯る、希望という名の灯台か
日々織りなされる、触れ合いか

一縷の希望に人は全てを賭けてしまいます。
ましてや、己れの半身、片翼たる伴侶を眼前にすれば

何処へ向かうのが幸せなのか
朝から眠れそうにありません。

良作に感謝と深い思いに祈念を