神様のシステム

東北の地方都市に住む、ごくありふれた賢治と智子のアラフィフ夫婦。子供はいないものの、仲睦まじく暮らしていた。
ある日、記録的な豪雨に見舞われ、二人は車で高台へ避難することに。ところが、突然現れた車に正面から追突されてしまう。
気を失った二人が目が覚めたのはお互いの実家。時は三十五年前の平成元年(1989年)。
離ればなれとなった二人。それぞれの思惑を抱えながら、タイムリープした理由を求めて、この世界で生きていくことを決意する。

※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。