私はね、いまは醤油派です。
『いまは』ってことは、以前は違ったということです。以前、というか、子どもの頃はソース派だったのです。
理由はなんか、「ソースの方が豪華な感じがする」みたいな感じだった気がします。だって、ソースって、揚げ物とかにかけるし、ハンバーグのソースにも使われてたし。だから、そういう『ちょっと特別なおかず』感を出したかったのでしょう。子ども心ながらに。お醤油はその点、すごく庶民に寄り添ってくるっていうか。お浸しとかと仲が良いじゃないですか。なんか地味に思えてしまって。
だけどある程度大きくなってですよ。
目覚めたわけですよね。醤油に。醤油の持つポテンシャルを改めて実感したというか。こんなにありとあらゆる食材と仲良くやれる調味料ねぇんじゃね?って。見た目は地味なのになぜかすげぇ友達が多くて慕われるポジションじゃんこいつ、って思って。テスト前とか絶対にノート貸してって頼られるポジじゃん。そういう真面目さがあるじゃん、って。そこまで思ったかは知りませんけど。
人様の作品でおかしなことを語ってしまって大変申し訳ないです。
ただなんか、そういう記憶を呼び覚ます作品だな、って。ただ単に『目玉焼きに何かけますか?』っていう内容なんですけどね。そんなシンプルな内容なんですけど。
あと余談ですけど、ケチャップをかけるって言うとなんか『邪道』って言われがちじゃないです?私もたまにかけるんですけど、すごいびっくりされるんですよ。目玉焼きだよ?って。
いや、使ってる食材、オムライスの玉子(オムレツでも可)と同じだよね?!あっちは良くてこっちは駄目なの?何で?かき混ぜてないから?口の中に入れば一緒だよ?じゃあお前、オムライスに醤油かける派なのかよ!
とはさすがに言えませんけど、心の中ではそう思ってます。
目玉焼きには何かけたって良いじゃない。
こちらからは以上です。
私はね、応援コメントでも書いた通り、この目玉焼き論を見て思わず反応してしまったのさ。
目玉焼きになにをかけるか、それだけでなにか書けてしまうだろ? HAHAHA!
塩、醤油、ソース等、そのどれもがフライドエッグに合うんだよね!
私はね、目玉焼きと言ったらやっぱり両面焼きを推すね!
片面をしっかり目に焼き上げて塩コショウをする。
次に裏返してもう片面にほんの少しだけ火をいれる。
よい歯ごたえ、そしてええ感じに火の入った半熟具合が堪らないね!
ああ、最高だ!
ここに醤油、あるいはウスターソースをかけたいもので、私の頭の中の醤油派、ソース派が争い始めてしまってどうしたものかね? HAHAHA!
そういうときこそ、作者様のおすすめを試してみるのが一番の平和的自己解決に至れるのではないかな?
ああ、きっと読んだら腹が減ってくること間違いない! HAHAHA!
人間には「想像力」がそなわっているから、見た目や匂いで「だいたいこんな味だろう」と先入観を持って食べもしないで「それはないだろう」と「食わず嫌い」が発生するのだと私は思う。
でも、それって世界を狭めること。
例えば「いちご大福」。
いちごと餡子を最初に組み合わせた人って天才だなと感心する。
これも先入観をとっぱらって色々な食材を組み合わせるというところから始まったのではなかろうか(調べたわけではないのでもしかしたら偶然生まれたのかもしれないが)。
こう考えると「想像力」も良い点と悪い点があるのだなと私も我が身を振り返ってしまう。
みなさんも「よくある論争」と一蹴しないで是非この作品に目を通してください。
新たな視点を持てるかもしれませんよ。
作者様、考えさせられる作品をありがとうございました。
おススメのためのレビューなのにほぼ感想になっててすみません。
不快ならば削除してください。
では、これからも頑張ってください。