不安な気持ちを開放して。

主人公は、手術をおえたあと、です。

命にかかわるようなものではなく、手術は成功、なのだけど、

自分の足を、手術で5センチほど、切られた。
不安な気持ち。
松葉杖で歩く不便。
入院の憂鬱。

そういったものが、しっかりと描かれます。
不安そうな主人公の目……。

その主人公の目がとらえたものは。
そう、黄色い風船です。

心理描写がきめ細やかなので、主人公にすっと感情移入できます。
そして、読後感が爽やかです。

おすすめですよ。
ぜひ、ご一読を!