第40話

「私と一緒にギルドを作らない?」

「ギルドねぇ~」


ギルドとは冒険者協会とは違い冒険者同士が集まって作る組織のこと。


「なんで俺なんだ?それこそ、海外に三カ月も行ってたんだし俺より強い奴との人脈があるはずだろ?」

「葵に負けたけど、私は海外のZランク冒険者にも勝っているのよ。全力を出さずにね」

「へぇーそうだったのか」


(まぁ、確かにあの強さだったら勝ったのも納得だ)


「なのに、葵には手も足も出なかったわ。それに、全力を出しているようには見えなかったわ。だから、私とギルドを作りましょう。もちろん、ギルドマスターは葵でいいわ」

「わかった。その代わり事務作業とかは怜奈が全部やってね。ごちそうさまでした」


俺は部屋に戻り、日本で一番のギルドについて調べた。やっぱり、やるからには一番になるために。


数十分後

「やっぱり、日本一位のギルドは"円卓の騎士"か~」


円卓の騎士はZランク冒険者は所属していないが、ほとんどのSSSランク冒険者たちが所属しているのだ。しかも、上位の力を持っている。


(日本で一位のギルドも余裕そうだな。聖也さんと愛理も誘ったら入ってくれそうだし、その全員が日本でトップの力を持ってるし)


考えるのがめんどくさなった俺は寝ることにした。


~~~一週間後~~~

無事に審査が通りギルドを作ることに成功した。初期メンバーは俺、怜奈、聖也さん、愛理の四人となった。

ここから俺を覗いた三人で面接してもらいメンバーを決めてもらうことになった。なぜ、俺がいないかというとただ単にやりたくないからである。


「じゃあ、俺はダンジョンに潜ってくるわ。あとのことはよろしく」

「本当に何もしないのね。驚きだわ。こんなかわいい幼馴染に面倒事を押し付けるのね」

「本当にありがとうね。お前がいて助かるよ」


そう言い残し俺は光魔法で透明になり部屋から出た。


~~~四谷ダンジョン・六十階層~~~

【蒼龍を倒しました】

【レベルが上がりました】×20


ボスも倒し次へと進む。今回のドロップ品は大した物ではなかった。


~~~六十一階層~~~

「ここの階層は何の魔物が出るのかな~。そういや、最近ステータスも見てなければ成長の魔剣も見てないし見てみるか」


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名前:乙坂 葵 性別:男

二つ名:光王

称号:無限の可能性 ギルド長

Zランク冒険者 英雄

レベル:751/∞

HP:測定不能

MP:測定不能

攻撃:測定不能

防御:測定不能

敏捷:測定不能

運:SSS

ユニークスキル:早熟 限界突破 剣召喚

鑑定 弱点看破 光龍魔法

スキル:アイテムボックスⅩ 身体能力上昇Ⅹ

空間魔法Ⅹ 火魔法Ⅹ 光魔法Ⅹ 闇魔法Ⅹ 魔剣術Ⅸ

魔法剣・火Ⅹ 魔法剣・空間Ⅹ 魔法剣・光Ⅹ 魔法剣・闇Ⅹ

魔法剣・雷Ⅹ 薙刀術Ⅹ 火雷魔法Ⅹ 自己再生Ⅸ

瞬歩術Ⅶ 縮地Ⅷ

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成長の魔剣

ランク:SSS

説明

絶対に壊れることはなく、持ち主が成長すれば共に成長する。自由に大きさを変えることも可能。成長したことによって刀身に闇を纏うことができる。

倒した敵の魔力を吸収し貯蔵したり、放出することで自分の魔力を回復できる。

貯蔵した魔力を全て使うことによって『絶対両断』の効果を纏った斬撃を放つことが可能

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「おぉ~強くなってるな。この調子でいけばこの世界に俺の敵はいなくなるな」


上機嫌になりながらダンジョン探索の方を開始した。


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読んでいただきありがとうございます

これからもよろしくお願いします

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現代にダンジョンが出現したので、頂点目指して頑張りたいと思います 死生有命 @Aoi_075_Aoi

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