努力する為の「ギフト」
神はチートに飽きたのだろう。
むしろ最凶ギフトに分類される「奪う」殺して奪う・・・
神の試練だろうと思うかもしれない。
本当にそうだろうか?人はそんな事に穏やかになれる生き物だろうか
他人よりも裕福に、少しでも上へと飽くなき向上心の塊では?
人は殺されると思うのではないか?神はそれを見たいのではないか・・・
ギフトを羨んで?ギフトを使って?
努力する方向次第で分岐が生成される成長型試練を楽しむ。
箱庭に巻いた「ギフト」が何を生むのかと・・・
配置した群衆、襲うモンスター、スキルは多彩に優劣をつけ
秘匿という魅惑の愉悦。
いつ?ばらす?いつでも?ばらせる。
そう王道の影で、黙々と大きく無双する俺
同じ視点で、同じ楽しさを味わえるかもしれない話かな
誤字が多々あるし、小説文として粗いですが、内容は非常に面白いです。作者様のやりたい事がしっかりと描かれています。キャラクターも魅力的だし、娯楽小説として押さえるツボを押さえてます。タイトルから思い浮かべるようなテンプレではなくて、しっかりとした成長モノですし、テンポもいいです。
出てくるヒロイン?に男の影があって、それに葛藤する主人公の思春期の少年感が個人的には凄く良いですし、マジで応援したくなります(後々正ヒロインが出てくるとは思いますが)。
安易にチョロい美少女を数人出して無双する作品は誤字がゼロだったとしても全く面白く無いですが、この作品はどこか硬派な部分もあって、愛せる主人公になっております。オススメです。