ロマンティックで内容盛り沢山のファンタジー。

主人公、ユストゥスは、前王の遺児。
かくまわれたランペール辺境伯家で、暗殺者に襲われる。
それを助けたのは、緑の瞳の、風変わりな美少女。

彼女はリア。
彼女はユストゥスに、学問や武芸、魔術までを伝授する。まだ少女なのに、なぜ、あらゆる事を教えられるのか。

それは彼女が……。
あ〜。これ以上はネタバレかなあ。

このリアが、すごく秘密が多く、まだ、最新話でも、完全にすべてがわかったわけではありません。

ユストゥスが国王へとのしあがっていく物語です。
また、竜と共にある隣国「ラフロン国」では、女性キャラが実に個性豊かで、
「み゛ぁああ゛あ゛ああぁぁぁん!」」
と空をふっとぶ可愛いトラブルメイカーがいます。

戦闘描写もたっぷり楽しめます。
ユストゥスは、リアだけを慕うようになります。
その恋情や、竜との邂逅などは、詩的でロマンティックです。
そして、リアは……。
ある日、姿を消してしまいます。
ランペール領を襲った、大規模な魔力災害とともに……。

───ユス。私があなたを守る。そのためにここに来た。私の唯一の星。

その言葉を、ユストゥスの心に残して……。

面白いですよ。ぜひ、ご一読を!

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