丁寧で残酷。怖くて楽しい。読みやすさと読み応えの同居。贅沢すぎる

間違いなく名作。少なくとも私は大好きです。
でも私の語彙で表現するとどうしても安っぽくなるのが歯がゆいところです。

他の方のレビューやコメントでも散々言及されていますが、ダークファンタジーはこうであってほしいよな!というのを体現してくれています。

謎多く闇を感じるキャラクター、残酷でリアルな戦闘シーンと世界観、胸に突き刺さる人々の嘆きや苦しみ。
それでいて、読んでいてストレスは少ないです。なぜなら分かりやすくて面白いから。
もちろん、ファンタジーならではの非現実感や、ちょっとクスッとできる描写も忘れません。
贅沢セットすぎる。

敢えて言うなら、物語の進捗や展開が早いことを求めている人には合わないかもなと言うくらいですかね。
じっくり丁寧に楽しみたい人向けだと思います。


存在に気づいたのが遅かったことを悔やんでいますが、
こんな良質なダークファンタジーが100話まとめて読めちゃう……ってコト!?
という嬉しさすらあります。
皆様も私と一緒に最新話目指して読み進めましょ。

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