愛しのもふもふ。母と子の関係が主軸です。

ごく普通のOL、リサは、ある日トラックに轢かれ、転生───。リザエラとなる。
リザエラは、麗しい美形の夫(でも愛情が押し付けがましい)と、子どもがいた。

その子どもは、腹を痛めて産んだのではなく、世界平和のため神樹にリザエラと夫が祈り、神樹が与えた子どもであり───。
なんと、茶色い毛に覆われた、正真正銘、もっふもふの、可愛い子犬ちゃんの外見である!(言葉は喋れる)

その子犬ちゃん……ナーリスは、ある事が理由で、傷つき、母親であるリザエラをまともに見ようともしない。
きゅん!
リザエラ(中身はリサ)は、このナーリスを守る! とかたく決意するのである。

母と子が心を通わせていく過程、そして、砂糖菓子のように甘いリザエラの夫が魅力的です。

表現が綺麗でありながら、軽くするする読める文章で綴られていますよ。
ぜひ、ご一読を!

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